日本旅行医学会
セミナー

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日本旅行医学会大会

2018年 第17回 日本旅行医学会大会

開催日時 2018年4月7日(土)8日(日)
会場 国立オリンピック記念 青少年総合センター 大ホール 他
プログラム
2018/04/07 - 4月7日(土)-

【総会】
9:30~9:40

□開会あいさつ□
9:40~9:50
大会長 岩本 俊彦

□海外医療事情□(2講演で4単位)
9:50~10:30
●「米国の歯科事情」
 米国カリフォルニア州開業歯科医師
 歯周病専門医 成田真季

10:30~11:10
●「妊娠とワクチン接種/インフルエンザワクチンの
  最新事情」
 Dr. Anahita ChauhanSaifee HospitalMunbai, India

□大会長講演□(4単位)
11:10~11:55
●「高齢者の定義が変わる
~もはや65歳は高齢者とは言えない~」
 国際医療福祉大学塩谷病院高齢者総合診療科部長
 国際医療福祉大学教授岩本 俊彦

□ランチョンセミナー□(4単位)
12:30~13:20
●「~医療インバウンドおもてなしの実現に向けて~」
 新連携企業体株式会社AST

□昼休み ポスター発表□
13:20~13:50
展示ポスター発表をご覧ください。
昼休み以外の時間にもご覧いただけます。

□旅行医学のトピックス1□(2講演で4単位)
13:50~14:35
●「大便器開発の歴史」と「最近のトイレ事情」
 TOTO株式会社衛陶開発第一部山﨑 洋式(ひろのり)

14:35~15:20
●「留学生の旅行医学~留学安全管理者の育成~」
 千葉大学大学院医学研究院 環境生命医学教授
 森 千里

□旅行医学のトピックス2□(2講演で4単位)
15:40~16:20
●「留学・海外赴任時の病院のかかり方」
 日本旅行医学会専務理事 篠塚 規

16:20~17:00
●「最近の国際テロリズム情勢
  ~IS(イスラム国):テロの脅威は続く~」
 ジェイアイティーグローバルサポート株式会社
 代表取締役 増田 一人

□懇親会□
17:20~
センター棟2階 カフェフレンズ

■看護部会■
18:30~
センター棟1階 108研修室

2018/04/08 - 4月8日(日)-

□海外招待講演□(各4単位)
09:15~10:00
●「旅行医学と健康増進」
 Dr.Walter Pasini
 
10:00~10:45
●「南アフリカの旅行医学」
 The South African Society ofTravel Medicine
 Dr.Salim Parker

□旅行医学のトピックス3□(4単位)
11:05~11:50
●「認知症と運転免許」
 警察庁交通局運転免許課高齢運転者等支援室長
 岡本 努

□ランチョンセミナー□(4単位)
12:15~13:05
●「老化と水」
 Earth Water 株式会社

□旅行医学のトピックス4□(2講演で4単位)
13:25~14:05
●「渋滞学~渋滞を科学する~」
 東京大学先端科学技術センター群集マネジメント社会連携部門 教授
 西成 活裕

14:05~14:45
●「フレイルの早期発見と予防」
 東京医科大学高齢総合医学分野 教授
 櫻井 博文

□公開講座□(4単位)
15:00~16:10
●「進化する日本ワイン」
 中央葡萄酒株式会社栽培醸造部長ワインメーカー
 三澤 彩奈
 
□閉会あいさつ□
16:10~16:15
 日本旅行医学会 理事長 小川 富雄

※ 講演者・講演内容・時間は、事前の予告無く変更になる場合がございます。

●第11回 看護部会

開催日時 2017年12月9日(土) 13:00~16:50(予定)
会場 <会場>
リロの会議室 銀座中央通り roomA

<住所>
東京都中央区銀座2丁目7番18号 銀座貿易ビル 6階(メルサGinza2)

<最寄駅>
銀座一丁目駅 9番出口地下から直結 徒歩0分(東京メトロ有楽町線)
銀座駅 徒歩4分(東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線)
有楽町駅 徒歩6分(JR線)

●第10回 東京大会

開催日時 2017年11月12日(日) 10:30~16:35(予定)
会場 「東医健保会館」
東京都新宿区南元町4番地
JR中央総武各駅停車「信濃町」駅下車徒歩5分
プログラム
2017/11/12 ■10:30~10:40
開会挨拶
日本旅行医学会 理事

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■10:40~11:30 [4単位] 
会員発表1
講演要旨:
 
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■11:30~12:20 [4単位] 
会員発表2
講演要旨:
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■12:30~13:30 [4単位](ランチョンセミナー)
「東京マラソンにおける医療」
田中 秀治 教授(国士舘大学大学院 救急システム研究科長)
講演要旨:
 東京マラソンは国内最大規模の都市マラソンとして、2007年から開催されています。
その第1回大会から本年まで、「沿道救援チーム」として参加しており、スポーツイベントを含め、年間70大会ほどをサポートしている国士舘大学 体育学部 スポーツ医科学科の田中教授より、国際的スポーツイベントとなった東京マラソンにおける最新医療情報をご提示いただきます。
2017年開催が終わって間もない今、現場の医療を総括された田中教授のお話を伺える貴重な機会です。

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■13:30~14:35 [4単位] 
「産業医のためのO157最新情報」
濱端 崇 室長(国立国際医療研究センター研究所 細菌感染研究室)
講演要旨:
 8月から群馬県や埼玉県の総菜店で商品を食べた客が相次いでO157に感染したという事件が連日報道されております。
旅行医学においても、旅行中の食中毒事故は極めて重要なトピックであり、様々な状況での感染が想定されるため、産業医にとっても、必ず理解しておかねばならないトピックです。
国内のみならず、海外での最新の事例などをご紹介いただきながら、O157感染症が学べる絶好の機会です。

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■14:35~15:20 [4単位]
「日本代表選手団 帯同におけるメディカルサポート」
中嶋 耕平 氏(国立スポーツ科学センター メディカルセンター)
講演要旨:
日本オリンピック委員会(JOC)の医務担当本部役員として、2016年のリオデジャネイロ五輪に、日本選手団に帯同し、選手団全体の健康状態の把握や診療を管理されてきた中嶋氏より、オリンピック帯同の医療についてご説明を頂きます。
全体を把握する立場にいた中嶋氏だからこそ提示できる、様々な実例や、俯瞰的視点からの分析結果を共有いたします。2020年 東京五輪に向けての取り組みの一部も拝聴できる予定です。

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■15:35~16:25 [4単位]
会員発表3
講演要旨:
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■16:25~16:35
閉会挨拶
日本旅行医学会 理事


※プログラム内容・時間・講演者は変更になる場合がございます。
※会場限定で安全カルテ他学会書籍を特別割引価格で販売を予定しております。

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●申込方法
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下記より申込書をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、事務局までメール・FAXにてお送りください。

●第4回 関西感染症・ワクチンセミナー

開催日時 2017年10月1日(日)
会場 大阪府高槻市 「大阪医科大学」臨床第一講堂(本部キャンパス内)
(アクセス)
  ・阪急京都線「高槻市」駅下車出口1よりすぐ
  ・JR東海道本線・JR京都線「高槻」駅下車徒歩約8分
プログラム
2017/10/01 ----------------------------------
■10:30~10:40
オリエンテーション
日本旅行医学会 理事

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■10:40~11:40 [4単位] 
「ワクチンで予防できない疾患をプレトラベルでどう食い止めるか
~蚊媒介感染症を中心に~」
小川 拓(奈良県立医科大学感染症センター助教)
講演要旨:
 

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■11:40~12:45 [4単位] 
「麻疹:旅行医学の面
から考える
~過去・現在・未来~」
佐藤 武幸(船橋ベイサイド小児科院長
前千葉大学病院 感染症管理治療部部長)
講演要旨:
昨年8月、バリ島で麻疹に感染し帰国した兵庫県在住の男性が、関西空港を利用した際、空港職員や医師に感染が広がり、この男性が千葉県の幕張メッセで開催されたコンサートに参加して、千葉県でも感染が広がったことは記憶に新しい。
WHOの推計によれば、現在でも東南アジア、中近東、アフリカで多く発生しており、海外からの感染が多い。今後2020年東京オリンピックを控え、より多くの海外からの訪問客が増えるので注意が必要である。
予防策として唯一の方法は幼児期のワクチン予防接種であるが、接種を行っていても充分な抗体価を得られない場合や、長時間を経過すると抗体価が低下し、麻疹を発症することがある。
日本では、1997年4月1日以前に生まれた世代は任意接種であったため、1度も接種してない可能性があり、同年4月2日以降生まれた世代は1回接種法であり、免疫がついてない可能性が高く、感染の危険が高い世代である。若い労働者の世代も含まれる。
本公演では、麻疹の過去、現在を認識して戴き、今後の指導にどう活かしていくか説明する。
産業医にとって今後の指導、予防の知識を事前に周知させることが重要であり、感染力が強い(空気感染)麻疹の怖さを理解して戴きたい。


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■13:00~14:00 [4単位] 
「ジカ熱とタイ最新医療事情 
~日本人に必要なワクチン旅行者から長期滞在者まで~」
Dr. PORTHEP CHATHAVANICH(マヒドン大学
熱帯医学部 准教授)
講演要旨:
近年、タイは観光・ビジネスいずれにおいても多くの日本人旅行者が訪れる国となりました。しかし、その多くは発病を引き起こす可能性のある伝染病への曝露というリスクに曝されています。タイにおいて、旅行医学、及び感染症に関して屈指の知識を持つDr. Pornthep Chanthavanichより、現地での実例を用いた最新事情を基に、日本人旅行者や居住者に必要な知識をご提示いただきます。
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■14:10~15:15 [4単位] 
「旅行と食と感染症
~日本国内、海外での
胃腸炎を中心に~」
田島 靖久(浜松医療センター感染症内科医長)
講演要旨:
 企業のグローバル化は著しく、社員の海外出張や海外勤務もありふれた時代に突入しています。そのため、産業医としての健康管理の知識として海外赴任に伴う健康問題が必要となってきています。海外で生活するにあたって切っても切れないこと、それが食です。そして食は、海外赴任に伴う健康問題としての下痢症にも関連しています。
食において、ゼロリスクはありえません。リスクに向かうにあたって大切なことは、リスクを適正に見積もり、リスク発症時の適切な対策を持ち、リスクを早期発見し、発症時には迅速に対応することです。そのために必要な知識として、国内と国外での食と感染症とは何か?どれぐらいのリスクがあるにか?気を付けるべき人は?どのような症状?発症した場合の治療対応と感染対策、そして予防方法は?以上の質問に答える内容で知識のまとめを行わせて頂きます。

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■15:25~16:30 [4単位]
「産業医学から見た
感染症~身近な感染症を
いかに予防するか~」
臼田 覚(大阪医科大学衛生学准教授)
講演要旨:
産業医活動で経験する感染症は多岐にわたるが、今回のセミナーでは、肝炎、インフルエンザ、結核、海外出張や海外派遣に伴う輸入感染症などを紹介する。
産業医は、これら感染症の職場における健康管理に関連する法規やガイドライン、発生予防や発生時の対策、労働災害との関係についての知識を有することが求められるため、事例、判例などを含めて概説する。

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■16:30~16:35
閉会挨拶

※プログラム内容・時間・講演者は変更になる場合がございます。
※関西 感染症・ワクチンセミナー会場限定で安全カルテ他学会書籍を特別割引価格で販売を予定しております。

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●申込方法
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下記より申込書をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、事務局までメール・FAXにてお送りください。

●2017年度イブニングセミナー

開催日時 第1回 2017年10月13日(金)、第2回 2017年10月27日(金) 
会場 「代々木研修室 Kビル会議室 4階A室」
東京都渋谷区代々木1-32-11
JR総武線「代々木」駅改札を出て正面信号渡る徒歩1分
プログラム
2017/10/13 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【第1回】 10/13(金)18:30~20:00(受付18:00~)
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◆18:30-19:00 プレレクチャー

「空気中のウイルス除去と吐物固形化」
株式会社環境文化研究所 
東京本部 関 美登里


◆19:00-20:00 本講演

「人の安全で快適な移動について~渋滞学の視点から~」
東京大学 先端科学技術研究センター
群集マネジメント社会連携部門 西成 活裕

交通渋滞により、長時間に渡って、狭い車内で拘束状態となることは、ロングフライト血栓症の原因となります。
旅行医学にとって、ロングフライト血栓症の理解と予防は最重要テーマです。

今回は「渋滞学」の第一人者である、東京大学先端科学技術研究センター 西成教授をお招きし、「渋滞」という現象について、科学的に分析した結果を共有して頂き、旅行医学に役立つ知識を提言して頂きます。
医療的な側面から、渋滞学という最新分野に触れる本講演は、本会ならではのプログラムです。


◆20:00-20:50 懇親会
 講師の先生を囲んでの懇親会を行います。懇親会費は別途1,000円です。
2017/10/27 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【第2回】 10/27(金)18:30~20:00(受付18:00~)
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◆18:30-19:00 プレレクチャー

「虫よけ成分DEET30%配合製品の開発と現状」
フマキラー株式会社 製品開発担当者


◆19:00-19:30 本講演

「国家戦略特区の取組について ~二国間協定に基づく外国医師の業務解禁~」
東京都政策企画局 国家戦略特区推進担当課長 池上 大
東京都政策企画局調整部 統括課長代理    奥村 真宏

二国間協定に基づく外国人医師については、従来、自国民のみを診療することに限る取扱いと整理されていたところ、自国民に限らず外国人一般に対して診療を行うことを認められました。

今回はこの施策を実際に担当されている東京都政策企画局のご担当者様より、規制緩和の現状と、今後の展望について解説して頂きます。

◆20:00-20:50 懇親会
 参加者にて懇親会を行います。懇親会費は別途1,000円です。

●第3回 関西・登山医学セミナー(大阪)

開催日時 2017年7月9日(日) 10:30~15:30(予定)
会場 「大阪医科大学」 臨床第一講堂
大阪府高槻市大学町2番7号 TEL:072-683-1221(代表)
JR東海道本線・JR京都線「高槻」駅下車 南口より徒歩8分
阪急京都線「高槻市」駅下車 1番出口よりすぐ
プログラム
2017/07/09 ■10:30-10:40 オリエンテーション
日本旅行医学会 専務理事 篠塚 規

■10:40-11:25 講演(4単位)
「山と海は友達~循環する水の恵み~」
信州大学理学部 教授 鈴木 啓助
要旨:日本は四方を海に囲まれているが、国土の約7割が森林(山)であり、山と森の国でもある。そのため、栄養分や土砂が山から海に運ばれることにより、豊かな海産物に恵まれ白砂青松の沿岸の景観が維持されている。この栄養分や土砂を山から海へと絶え間なく運搬し続ける水は、海から蒸発して雲を作り山の上に降った雪や雨が源である。生活用水としてのみならず農業用水や工業用水などの我が国の水資源として重要な役割を果たす大量の雪も、日本海と脊梁山脈の両者の存在が不可欠である。このように、山と海はきわめて深いつながりがあるので、1996年から実施されている「海の日」に続いて、2016年から8月11日が国民の祝日として「山の日」になったことは当然の帰結とも言える。「山の日」が山と海の恵みに感謝しながら自然環境を見つめ直し、その素晴らしい自然を如何に次代に引き継いでいくかに思いを巡らす機会となることを願っている。

■11:25~12:00 講演(4単位)
「雪崩の基本講座」
※ランチョンセミナーの講演が英語となるため、事前知識としての講演です。
千駄ヶ谷インターナショナルクリニック
院長 篠塚 規

■12:15-13:15 <ランチョンセミナー>(4単位)
「雪崩の科学~その実態と現場対策~」
スタンフォード大学医学部附属病院
Dr. Paul Auerbach
内容:3月に栃木県那須町で起こった雪崩で、高校生8名が亡くなる悲惨な事故が起きました。それを踏まえ、雪崩を正しく理解し、雪崩による死亡・けがを防ぐための講演です。講演には、以下の項目が含まれています。
① 雪崩の力学 ② 雪崩による死亡・けがの臨床統計 ③ 救助法 ④ 現場での救急医療対応 ⑤ 各種雪崩対応ディバイス ⑥ 開発中の雪崩埋没者同定システム

■13:30-14:15  講演(4単位)
「登山リスクとその対応~那須遭難事故のリスク問題~」
関西大学 名誉教授 青山 千彰
要旨: 登山はリスクを伴う。天候の急変、落石、滑りやすい岩場、藪の中に消えていく登山道、そして、厳しい登り下りによる疲労と集中力の低下など、様々なリスク要因が重なる。一般に、これらの要因が、連鎖的に作用すると事故に至る確率が高くなる。加えて、これらの要因は時々刻々変化する結果、事故の再現が難しく、詳細な分析が難しい。複雑系と呼ばれる所以である。
 当セミナーでは、登山リスク問題にどのように対処していくのか、遭難事故のデータベースを背景に、リスク分析を行い、リスク問題への対応について考えていく。

■14:15-15:25 (4単位)
☆産業医認定講座(生涯研修専門1単位)
「登山活動、高齢者における低体温症
~産業医の知っておくべき低体温症のメカニズムとその対策~」
京都橘大学 教授 西本 泰久
要旨:最近、老若男女を問わず、ジョギングや登山の人気が高まっている。
しかし、現状では、登山リスク管理、予防の知識が欠けている人たちも多く参加
しており、突発的な病気や心肺停止状態、遭難事故などが発生している。
特にアウトドア活動は、高齢者では温度感覚が低下して、低体温症に気づかない場合が度々見受けられる。また、農業、林業、建築業務などでも低体温症の報告は少なくなく、そのメカニズムは全く同様であり、産業医が当然認識しておくべきである。
本講演では、アウトドア活動、屋外でのレクレーション、スポーツ活動における危険性、低体温症のメカニズムを分かりやすく解説する。本公演を通じて少しでも多くの方々に、低体温症を理解して戴ければ幸いである。

■15:25-15:30 閉会挨拶
日本旅行医学会 理事

※タイトル・講演内容・演者は予告なく変更となる場合がございます。
※こちらのプログラムは随時更新いたします。
 
――――――――――――――――――――
●申込方法
――――――――――――――――――――
参加費を振込後、ページ下のボタンより申込書(PDF)をダウンロードして必要事項を記入し振込領収証又は確認書を貼付のうえ、事務局へFAXか郵送でお送りください。

★4/20申込受付開始
※産業医認定講座があります。
ご希望の医師の方は、必ず「希望する」にチェックのうえ、所属医師会名・所属勤務先名・認定産業医番号(7桁)をご記入ください。

●第11回 登山医学セミナー(東京)

開催日時 2017年7月8日(土) 10:20~15:35(予定)
会場 「東医健保会館」 2階 大ホール
東京都新宿区南元町4番地 TEL:03-3353-4311(代表)
JR中央総武各駅停車「信濃町」駅下車徒歩5分
プログラム
2017/07/08 ■10:20-10:30 オリエンテーション
日本旅行医学会 理事長 小川 富雄

■10:30-11:15 講演(4単位)
「すぐそこにある遭難事故~元警視庁山岳救助隊副隊長からの警鐘~」
元警視庁山岳救助隊 副隊長 金 邦夫
要旨:毎年日本の山で発生する山岳遭難事故は約2000件。そして毎年300人以上の人が死亡したり行方不明となっている。東京の山、奥多摩においても、毎年100件以上の遭難事故が発生し、10数名の登山者が亡くなったり行方不明になっているのだ。これは特異な事故以外はあまり報道されることがないから、一般登山者はその事実を知らない。今、東京の山奥多摩のどこで、どのような事故が発生し、その事故は何が原因だったのか。奥多摩の山で20年間、山岳遭難救助の指揮をとって来た、元警視庁青梅警察署山岳救助隊副隊長の金邦夫(こん くにお)が概略を報告する。

■11:15-11:50 講演(4単位)
「雪崩の基本講座」
※ランチョンセミナーの講演が英語となるため、事前知識としての講演です。
千駄ヶ谷インターナショナルクリニック
院長 篠塚 規

■12:05-13:05 <ランチョンセミナー>(4単位)
「雪崩の科学~その実態と現場対策~」
スタンフォード大学医学部附属病院 Dr. Paul Auerbach
内容:3月に栃木県那須町で起こった雪崩で、高校生8名が亡くなる悲惨な事故が起きました。それを踏まえ、雪崩を正しく理解し、雪崩による死亡・けがを防ぐための講演です。講演には、以下の項目が含まれています。
① 雪崩の力学 ② 雪崩による死亡・けがの臨床統計 ③ 救助法 ④ 現場での救急医療対応 ⑤ 各種雪崩対応ディバイス ⑥ 開発中の雪崩埋没者同定システム

■13:20-14:20  講演(4単位)
「知っていますか?「足病学」~実地医科にも知ってほしい”足の病気”~」
足の診療所 表参道 院長 桑原 靖
要旨:日本の医学部教育において我々は、足の医療というカテゴリの学問を習う機会が一切ないため、足の疾患に対する診断治療ストラテジーをもっていない。
本講演では足のトラブルにおいて、その構造学的な面から考えることで痛みや変形の原因、治療プロセス及び予防法を学べることを目的としている。
また登山において必要不可欠な靴の知識についても、歩行における基本的な動作とあわせながら考えることで登山というものを深く理解していきたい。

■14:20-15:30 (4単位)
☆産業医認定講座(生涯研修専門1単位)
「登山活動、高齢者における低体温症
~産業医の知っておくべき低体温症のメカニズムとその対策~」
京都橘大学 教授 西本 泰久
要旨:最近、老若男女を問わず、ジョギングや登山の人気が高まっている。
しかし、現状では、登山リスク管理、予防の知識が欠けている人たちも多く参加
しており、突発的な病気や心肺停止状態、遭難事故などが発生している。
特にアウトドア活動は、高齢者では温度感覚が低下して、低体温症に気づかない場合が度々見受けられる。また、農業、林業、建築業務などでも低体温症の報告は少なくなく、そのメカニズムは全く同様であり、産業医が当然認識しておくべきである。本講演では、アウトドア活動、屋外でのレクレーション、スポーツ活動における危険性、低体温症のメカニズムを分かりやすく解説する。本公演を通じて少しでも多くの方々に、低体温症を理解して戴ければ幸いである。

■15:30-15:35 閉会挨拶
日本旅行医学会 専務理事 篠塚 規
 
※タイトル・講演内容・演者は予告なく変更となる場合がございます。
※こちらのプログラムは随時更新いたします。

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●申込方法
――――――――――――――――――――
参加費を振込後、ページ下のボタンより申込書(PDF)をダウンロードして必要事項を記入し振込領収証又は確認書を貼付のうえ、事務局へFAXか郵送でお送りください。

★4/20お申し込み受付を開始いたします。
※産業医認定講座があります。
ご希望の医師の方は、必ず「希望する」にチェックのうえ、所属医師会名・所属勤務先名・認定産業医番号(7桁)をご記入ください。

●2017年度認定講座・試験(医師)

開催日時 2017年6月4日(日)
会場 東京信濃町東医健保会館 2階大ホール
〒160-0012 東京都新宿区南元町4番地 TEL: 03-3353-4311
(JR中央総武線信濃町駅下車徒歩5分)
プログラム
2017/06/04 認定講座・試験プログラム(講義内容:講義40分・試験10分)
● 飛行機の中の旅行医学
● 一般ツアーでの高山病
● 帰国者の旅行医学 発熱・下痢の対処 
● ダイビングの旅行医学
● 海外での病院のかかり方 診断書・書類の書き方 安全カルテについて
● 旅行前検診
● エピペンオンライン登録講習案内

●2017年度認定講座・試験(看護師他)

開催日時 2017年6月3日(土)10:20~16:30(予定)
会場 東京信濃町東医健保会館 2階ホール
〒160-0012 東京都新宿区南元町4番地 TEL: 03-3353-4311
(JR中央総武線信濃町駅下車徒歩5分)
プログラム
2017/06/03 認定講座・試験プログラム(講義内容:講義40分・試験10分)
● 飛行機の中の旅行医学
● 一般ツアーでの高山病
● 帰国者の旅行医学 発熱・下痢の対処 
● ダイビングの旅行医学 
● 海外での病院のかかり方 安全カルテについて

●2017年度 第16回日本旅行医学会大会

開催日時 2017年4月15日(土)16日(日)
会場 国立オリンピック記念青少年総合センター大ホール他
〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3番1号
・小田急線「参宮橋」駅下車徒歩約7分
・東京メトロ千代田線「代々木公園」駅下車 徒歩約10分
プログラム
2017/04/15 【総会】
9:30~9:40

□開会あいさつ□
9:40~9:50
 大分大学医学部 救急医学講座 准教授・
 大分大学医学部附属病院 診療教授 石井圭亮

□海外医療事情□(2講演で4単位)
9:50~10:30
●「インドの最新医療事情
 ~赴任者と旅行者のためのワクチンガイド~」
 Consultant Physician, Pulse Diagnostics Pvt Ltd
 DR. SANTANU CHATTERJEE

10:30~11:10
●「アメリカの最先端救急医療事情
  ~スタンフォード大学における緊急医療システム~」
 スタンフォード大学医学部附属病院 DR. PAUL AUERBACH
 講演要旨:救急医療は比較的新しい診療科目ですが,今や世界的に広く普及しています。救急医療の組織化は、米国で始まりました。
ほとんどの病院においては,医療が受けられる時間は昼間の診療時間内のみに限られます。
このため“時間外”の患者は救急診療科にかかることになります。
スタンフォード大学病院では外傷治療,心血管内科,脳卒中のケア,小児のケア,画像検査の適時施行,専門医へ紹介などの独特なプログラムを設けており,救急医療科およびそのスタッフが状況に応じて適切に対応しています。
旅行医学の専門家が患者に対し、旅行・留学・海外勤務前に救急医療を受ける正しい方法についてアドバイスを行うことは非常に大切です。そして、旅行者はいつでも個人の医療記録を確認できるようにし、服用中の薬剤,持病,アレルギーのリストを持ち運ぶべきです。さらに、すべての旅行者・留学生・海外勤務者は本国の担当医と連絡を取れるよう、電話番号やメールアドレスを持参すべきです。

□大会長講演□(4単位)
11:10~11:55
●「災害時における急性期医療対応~平成28年熊本地震を踏まえて~」
 大分大学医学部 救急医学講座 准教授・
 大分大学医学部附属病院 診療教授 石井圭亮
 講演要旨:災害医療は、国民が安心安全に生活するためのセイフティーネットである。災害の規模・種類により柔軟かつ臨機応変な対応計画が必要であり、多種多様な想定に基づいた事前準備が重要となる。近年、日本における災害医療体制は、着実に整備されてきたと言えるが、一方、まだまだ多くの課題も抱えており、継続した体制の強化が求められている。災害時における急性期医療体制を、平成28年熊本地震における大分県の対応を踏まえ報告・共有する。

□ランチョンセミナー□(4単位)
12:30~13:20
●「脳卒中と旅行~海外旅行での脳卒中対策~」
 大分大学医学部 脳神経外科 森重 真毅
 講演要旨:外務省による死亡統計では、海外での日本人の死亡原因の過半数は疾病とされ、そのなかでも脳卒中などの血管障害が重要な位置を占める。脳卒中慢性期では再発予防を中心として治療がなされるが、依然として再発率が高く、高齢化が進む中、環境変化をきたしやすい旅行でも留意すべき点が多い。脳卒中急性期加療に携わる立場から、脳卒中の病態、搬送システムを含む急性期加療、再発予防、そして、旅先で脳神経外科手術を受けざるを得なくなった場合の留意点について解説する。

□昼休み ポスター発表□
13:20~13:50
展示ポスター発表をご覧ください。
昼休み以外の時間にもご覧いただけます。

□旅行医学のトピックス1□(2講演で4単位)
13:50~14:35
●「保健医療制度にみるフランス~日本の今後を考えるヒント~」
 厚生労働省 厚生科学課 課長補佐 入江 芙美
 講演要旨:我が国は現在、急速な少子高齢化に直面しており、一人ひとりの暮らしに直結する保健医療制度について、そのあり方を見直す時期にきている。その際、外国の制度を知ることで新たな視座を得られる。私が留学したフランスは優れた社会保障制度で知られている。フランスは国の規模や生活水準が日本と同程度であり、日本の今後を考えていく上で様々な示唆を与えてくれる。保健医療制度という切り口でみたフランス社会の一面を紹介したい。

14:35~15:20
●「オリンピック大会帯同におけるメディカルサポート
〜リオデジャネイロオリンピックより〜」
 国立スポーツ科学センター メディカルセンター
 副主任研究員 土肥 美智子
 講演要旨:4年に一度のオリンピックは多くのアスリートにとって最大の目標とする大会の一つである。“参加することに意義がある”という時代から、“最高のコンディションで、最大限の実力を発揮する”という時代になり、スポーツ医学も予防医学へと変わってきている。そのために私達スポーツドクターが大会に向けどのようなメディカルサポートを、特に海外への帯同においてどのようなことに留意しながら行っているか、リオデジャネイロオリンピックの経験を中心に述べる。

□旅行医学のトピックス2□(2講演で4単位)
15:40~16:20
●「治療上で知って頂きたいアスリート禁止物質
〜うっかりドーピングをさせない治療薬方針〜」
 公益社団法人 東京都薬剤師会 瀬谷 雅行
 講演要旨:薬物使用によるスポーツ競技の公平保全のため1999年WADAが設立され、毎年禁止物質、方法が1月1日に更新されている。2015年、ロシア陸連の組織ぐるみのドーピング隠蔽工作が明らかにされ、世界のスポーツ界に激震が走った。日本におけるドーピング違反は意図的な事例はなく、いわゆる「うっかりドーピング」である。今回、禁止表の解説と日常、アスリートの治療にも使われる医薬品の注意点を処方医の先生方に紹介させて頂きます。

16:20~17:00
●「チェルノブイリ原発事故に学ぶ放射線影響とその対策~内部被ばくの実態~」
 獨協医科大学 国際協力支援センター 国際疫学研究室 准教授 木村 真三
 講演要旨:1986年4月26日チェルノブイリ原発事故が発生した。ウクライナ国ジトーミル州ナロージチ地区は、事故のあったチェルノブイリ原発より西側50〜70kmに位置し、事故から2日目、チェルノブイリから吹く風の向きが変わった影響で毎時26mSvという自然放射線に比べ約28万倍にあたる放射能に汚染された。2016年チェルノブイリ原発事故から30年、セシウム137が半減期を迎える年、東京新聞と合同調査を行なった住民の内部被ばくの実態を紹介する。

□懇親会□
17:20~
センター棟2階 カフェフレンズ

■看護部会■
18:30~
センター棟1階 108研修室
※【4/3追記】看護部会は好評につき、満席となりました。ご了承ください。
これ以降のご希望につきましては、受領メール内で満席の旨をご案内いたします。

※ 講演者・講演内容・時間は、事前の予告無く変更になる場合がございます。
2017/04/16 □海外招待講演□(各4単位)
09:15~10:00
●「タイへの赴任や旅行に必要なワクチン~日本人が注意すべき疾患~」
 マヒドン大学 熱帯医学部 准教授
 DR. PORNTHEP CHANTHAVANICH

10:00~10:45
●「皮膚病変の旅行医学~旅行者が注意すべき症例~」
 フランス旅行医学会 会長 DR. ERIC CAUMES
 講演要旨:皮膚病は旅行者が遭遇する医学的トラブルの三大原因の一つになっています。旅行中に発生する皮膚トラブルのうち最も多いのが虫刺されと太陽光線による皮膚障害です。旅行後に皮膚科の医師にかからなければならない理由としては,主として皮膚軟部組織感染症,鉤虫を原因とする皮膚幼虫移行症,および虫刺されの合併症があげられます。予防措置として必ず皮膚疾患を念頭におき,旅行者用医療キットには特定の皮膚関連の備品(防虫剤,日除け防止剤,皮膚軟化剤,ステロイド軟膏,抗生物質,経口抗ヒスタミン剤)を用意しておくべきです。

□旅行医学のトピックス3□(4単位)
11:05~11:50
●「留学生の旅行医学~“正しい知識”が、一番のワクチン~」
 千駄ヶ谷インターナショナルクリニック 院長 篠塚 規

□ランチョンセミナー□(4単位)
12:15~13:05
●「旅行医学におけるICT活用
-画像・位置情報伝送システムの新たな展開-」
 大分大学医学部 救急医学講座 准教授・
 大分大学医学部附属病院 診療教授 石井圭亮
 講演要旨:ICT(Information and Communication Technology: 情報通信技術)活用による映像・動態伝送は、救命救急医療の効率化や円滑化に寄与しており、災害医療への運用も始動している。全国に先駆けて実運用してきた大分県での活用法を、具体例を呈示しながら情報提供・共有すると同時に、旅行医学への貢献性に関しても議論したい。

□旅行医学のトピックス4□(2講演で4単位)
13:25~14:05
●「脳血管内治療の現況と旅行医学~旅行医学とその関連~」
 大分大学医学部 脳神経外科 久保 毅
 講演要旨:脳血管内治療は、2000年代に入りDeviceの進歩と共に急速に必要性が高まっているカテーテル治療である。脳動脈瘤に対するコイル塞栓術が多く施行されているが、近年増加しているのが急性期脳梗塞に対する血栓回収術で、最も時間を争う治療法である。エコノミー症候群などにも対応できる可能性があるため、日本中どこでも同等の治療が受けられるようにする使命があると、昨年の日本脳神経血管内治療学会で「神戸宣言」として発表された。今回は、脳血管内治療の現状と旅行医学との関連について発表する。

14:05~14:45
●「ますます必要とされる高齢者の旅行医学~老化する高齢者医学の今後~」
 国際医療福祉大学塩谷病院 高齢者総合診療科 教授 岩本 俊彦
 講演要旨:わが国では高齢者の増加とともにその若返りが明らかとなり、従来、高齢者前期と呼ばれた65歳~74歳を准高齢者と呼ぶことが提唱された。これによって准高齢者の積極的な社会参加や予防医学的介入が促されることとなり、その過程でフレイルという概念が生まれた。現在、フレイルの早期診断、介入が求められ、介入策のひとつとして旅行が挙げられる。しかし、フレイルの旅行には老年医学的な見地から様々な注意が必要となる。

□公開講座□(4単位)
15:00~16:10
●「アフリカのかがやく自然
  ~飲料水、食事、健康、治安など~」
 写真家 山形 豪
 講演要旨:アフリカ大陸には、野生動物の闊歩するサバンナや風光明媚な景勝地など、多彩で豊かな自然が存在する。そんな大陸の南部に位置する南アフリカ、ナミビア、ボツワナ、そして東アフリカのタンザニアで長年動物や風景の撮影を行ってきた写真家・山形豪が現地の魅力を数々のスライドでご紹介する。また、サファリツアーのガイドとしても活動してきた経験を生かし、旅行者が訪れる際に気になる飲料水や食事、健康、治安などの事情についても解説する。
 
□閉会あいさつ□
16:10~16:15
 日本旅行医学会 理事長 小川 富雄

※ 講演者・講演内容・時間は、事前の予告無く変更になる場合がございます。

※4/15(土)看護部会につきまして
※【4/3追記】看護部会は好評につき、満席となりました。ご了承ください。
これ以降のご希望につきましては、受領メール内で満席の旨をご案内いたします。

※参加証明書につきまして
4/7迄に確認メールを受領された方への参加証明書は、4/7迄に発送しております。
お手元に届くまで今しばらくお待ち下さい。
万一会期間際まで届かない場合は、恐れ入りますがFAX頂いた参加申込書の原本をご持参ください。

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