日本旅行医学会
セミナー

過去のセミナー

日本旅行医学会大会

●第1回 留学安全管理者養成講座

開催日時 2018年12月14日(金)12:55~15:45(予定)
会場 「学士会館」210号室(神保町)
〒101-8459 東京都千代田区神田錦町3-28
都営三田線/都営新宿線/東京メトロ半蔵門線 「神保町」駅下車A9出口から徒歩1分
東京メトロ東西線「竹橋」駅下車3a出口から徒歩5分
プログラム
2018/12/14 【プログラム】
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■12:55~13:00
開会あいさつ
日本旅行医学会 理事

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■13:00~13:35(確認クイズあり)
『留学生の安全管理について/安全カルテについて』
千葉大学大学院医学研究院
医学教授 森 千里 

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■13:40~14:15 (確認クイズあり)
『留学先での病院のかかり方/留学生用保険』
千駄ヶ谷インターナショナルクリニック 
院長 篠塚 規

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■14:25~15:00(確認クイズあり)
『留学時の予防接種』
独立行政法人地域医療機能推進機構
東京メディカルセンター 院長補佐 溝尾 朗

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■15:05~15:40(確認クイズあり)
『最近の国際テロリズム情勢と留学生のテロ対策』
ジェイアイティーグローバルサポート株式会社
代表取締役 増田 一人

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■15:40~15:45
閉会あいさつ
日本旅行医学会 理事長 小川 富雄

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■15:45~
事務連絡、修了証交付

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※敬称略
※プログラム内容・時間・講演者は予定であり、変更になる場合がございます。
※養成講座のため、当学会の認定単位付与はありません。

・全科目修了者に『修了証』を配布(無料)
※非会員の方でご講義終了後、日本旅行医学会にご入会頂きましたら、「留学安全管理者認定証」を発行致します。
但し、講師用スライド(PPT資料)は扱いに専門知識が必要な為、認定医にのみ提供となります。

★留学安全管理者養成講座を修了された認定医の皆様へ、認定番号表記の「留学安全管理者認定証」を発行致します。
また、「認定留学安全管理者」を取得された皆様には講師として留学のための正しい知識を普及して頂きたく、
講師用のスライド(PPT資料)を提供します。ぜひこの機会に、留学安全管理者養成講座へご参加ください。

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●申込方法
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下記より申込書をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、事務局までメール・FAXにてお送りください。事務局にて受理後、開催1ヶ月前よりメールにて受講証をお送り致します。
◆お振込先口座名義のカタカナ表記は
「シヤ)ニホンリヨコウイガクカイ」です。
※参加費入金確認のため、必ずお振込みが確認できる書類(ATMレシート、払込票、インターネットバンキングの完了画面等)を申込書指定欄に貼付するか、2ページ目としてご送付ください。
※受講料は、自然災害等やむを得ない場合を除き、不参加やキャンセルの場合でも返金致しかねます。予めご了承ください。

エクセル版参加申込書→http://jstm.gr.jp/?p=1416

お申し込み締切…2018年12月12日(水)正午
ただし、満席になり次第締切となります。

●第12回 看護部会

開催日時 2018年12月8日(土) 13:00~16:55
会場 <会場>
リロの会議室 コンフォート銀座中央通り roomA

<住所>
東京都中央区銀座2丁目7番18号 銀座貿易ビル 6階(メルサGinza2、6F)

<最寄駅>
銀座一丁目駅 9番出口地下から直結 徒歩0分(東京メトロ有楽町線)
銀座駅 徒歩4分(東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線)
有楽町駅 徒歩6分(JR線)

★お申込み受付は締め切りました。今後のお問い合わせは学会事務局までお願いいたします。
※順次講演内容など決定次第お知らせいたします。
プログラム
2018/12/08 【プログラム】

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■13:00~13:10 開会挨拶、プレレクチャー
『看護師の旅行医学』
日本旅行医学会 理事 菅野 一男

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■13:10~14:10 教育講演1 [5単位]
『外国人診療基本講座 - Part1 -』
千駄ヶ谷インターナショナルクリニック 院長 篠塚 規
講演要旨: 南アフリカの旅行医学の大家、S・パーカー先生は“Focus on Reality!”をモットーとしている。外国人医療面での“Reality”とは、実際の臨床現場であり、その絶多数である。年間、約4,800名の外国人患者を、診療している“Reality”からの基本事項の解説をする。そして、外国人医療のミスガイド情報の原因も、具体的に指摘し、外国人医療の改善に役立てたい。

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■14:10~15:00 教育講演2 [5単位]
『小児の食物アレルギーとアナフィラキシー~非日常における注意点~』
同愛記念病院 小児アレルギーセンター長 
和洋女子大学客員教授 増田 敬
講演要旨: この十数年で食物アレルギーは増加の一途をたどっている。有病率が上がれば、当然重い症状を起こす頻度も高くなる。アレルギー食品を摂取した時は適切な初期対応が望まれる。社会的な対応としてアレルギー物質を含む食品表示の義務化、保育施設や学校ではアレルギー疾患管理表の導入が進んでいる。しかし、旅行などの非日常的な状況での対策は十分に期待出来ない。ここでは食物アレルギーの注意点、誤食時の対応について述べる。

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■15:10~16:10 体験者発表 [5単位]
『外国人診療の現状と工夫 - Part2 -』
①岡内 真由美
(東京都立広尾病院 看護部 看護科主任 外国人向け医療コーディネーター)
②森下 幸治
(東京医科歯科大学医学部附属病院 救急救命センター 医学部内講師)
③篠塚 規
(千駄ヶ谷インターナショナルクリニック 院長)

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■16:20~16:50 注目分野発表 [5単位]
『医療通訳の最新事例』
①メディフォン株式会社
代表取締役 澤田真弓
②株式会社ブリックス
代表取締役社長 吉川 健一

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■16:50~16:55 閉会挨拶
日本旅行医学会 専務理事 篠塚 規

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■16:55~17:55 懇親会

※敬称略
※プログラム内容・時間・講演者は予定であり、変更になる場合がございます。

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●申込方法
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下記より申込書をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、事務局までメール・FAXにてお送りください。事務局にて受理後、メールにて参加証をお送り致します。
※懇親会へ参加希望の方は、懇親会費1,000円を追加してお振込みください。

◆お振込先口座名義のカタカナ表記は
「シヤ)ニホンリヨコウイガクカイ」です。
※参加費入金確認のため、必ずお振込みが確認できる書類(ATMレシート、払込票、インターネットバンキングの完了画面等)を申込書指定欄に貼付するか、2ページ目としてご送付ください。
※参加費は、自然災害等やむを得ない場合を除き、不参加やキャンセルの場合でも返金致しかねます。予めご了承ください。

エクセル版参加申込書→http://jstm.gr.jp/?p=1416

★お申込み受付は締め切りました。今後のお問い合わせは学会事務局までお願いいたします。

【振替開催】12月2日(日)●第5回 関西感染症・ワクチンセミナー

開催日時 2018年12月2日(日)
会場 梅田スカイビル スペース36L
〒531-6136 大阪府大阪市北区大淀中1-1 梅田スカイビルタワーウエスト36階
(アクセス)
・JR「大阪」駅下車徒歩7分
・地下鉄御堂筋線・阪急「梅田」駅下車徒歩9分
・阪神「梅田」駅下車徒歩13分
プログラム
2018/12/02 ----------------------------------
■11:00~11:10
オリエンテーション
日本旅行医学会 専務理事 篠塚 規

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■11:10~12:05 [4単位] 
「性感染症の最新事情について~日本でも急増している梅毒を中心に~」
三田市民病院 事業管理者 兼 院長 荒川 創一
講演要旨:日本での性感染症の最近の動向を、感染症法による調査と、厚生労働科学研究センチネルサーベイランスの両方のデータから解説する。最も問題となっているのは梅毒の急増である。インバウンド・アウトバウンド増加と無関係ではないと思われる。梅毒は別名「偽装の達人(the great imitator)」と呼ばれ、その診断は必ずしも容易ではない。梅毒の正しい診断・治療について最新のガイドラインや、病変写真の供覧も含めお示ししたい。

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■12:05~13:00 [4単位] 
「ワクチン外来における最新医療データベース『travax』の実践的使用法」
千駄ヶ谷インターナショナルクリニック 院長 篠塚 規
講演要旨:トラベルワクチン接種は、S.パーカー先生の提唱する如く“その人、その時、その場所”の原則をもとに、ひとりひとりに合わせてする。
トラベルワクチンの一般的な知識や基本事項は、CDCのイエローブックやWHOのグリーンブックのWeb版が信頼のおける一番の情報源である。
そして、トラベルワクチンの基礎知識がほとんどない患者さんに、上記の原則に則り各別情報を、過不足なく、また実用的に伝えるのに有用な“トラベルワクチン最新情報データ”が、米国Shoreland社のTravax(R)である。
マラリアの詳細マップなどをスタートに、32年の歴史のある医療現場で、使い勝手のいいデータベースで240カ国をカバーしている。
有料(年約10万円)であるが、対費用効果は、非常に高く、質の高いワクチン外来をやる上で活用したいツールのひとつである。

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■13:15~14:10 [4単位] 
ランチョンセミナー【協賛 株式会社つばめLabo】
「短期・長期海外留学生のためのワクチン基本講座」
千駄ヶ谷インターナショナルクリニック 院長 篠塚 規
講演要旨:留学生に対する予防接種は、ワクチン外来臨床現場では、米国が入学時においてワクチン接種のゲートキーパーとしているため、留学先の指定による、いわば義務的な接種が多い。しかし、留学生の安全のためという原則論からは、やはりS.パーカー先生の“その人、その時、その場所”というワクチン接種の原則が重要である。“その人”では、“母子手帳”のcheckが必要であり、“その時”とは、“留学生の今後10年”を見据えた視点が大切であり、当然、どこの国に留学するかは、絶対に必要な事項である。
ワクチン外来の現場では以下の4点が問題として存在する。
①米国留学でのツベルクリン反応の必要性
②米国留学での“髄膜炎”ワクチンのリスク教育
③18歳以下のポリオワクチンの追加接種の問題点
特に③に関しては、学会を通して米国サイドへの改善の働きかけが必要と思われる。

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■14:20~15:15 [4単位] 
「インフルエンザ~重症事例からの教訓~」
京都第二赤十字病院 小児科 医長 小林 奈歩
講演要旨:インフルエンザは秋~春にかけて流行するウイルスによる急性呼吸器感染症で、飛沫感染により通常1-3日の潜伏期間で発症する。発熱、咳嗽、鼻汁に全身症状(筋肉痛や関節痛、全身倦怠感)を伴い、重症化すると肺炎や多臓器不全を伴う例もあるため、ワクチン接種や早期の治療開始が重要となる。しかし急激な重症化は時として避けられず、当院では小児患者でA型による劇症型心筋炎、B型による鋳型肺炎を経験したので報告する。

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■15:25~16:20 [4単位]
「帯状疱疹への新戦略~ワクチンという選択~」
奈良県立医科大学 医学部 皮膚科学 教授 浅田 秀夫
講演要旨:帯状疱疹は体内に潜んでいる水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる。その治療成績は抗ヘルペスウイルス薬の登場により飛躍的に向上した。しかし現在でも神経痛をはじめとする後遺症や合併症に苦しむ患者は少なくない。2016年に帯状疱疹の予防に水痘ワクチンが使用できるようになった。ここではワクチンの基礎となる帯状疱疹と免疫との関係について解説するとともに、ワクチンの使用上の注意点についても述べる。

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■16:20~16:25
閉会挨拶
日本旅行医学会 理事 西本 泰久

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※敬称略
※プログラム内容・時間・講演者は予定であり、変更になる場合がございます。

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●申込方法
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下記より【振替開催用】申込書をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、事務局までメール・FAXにてお送りください。
◆お振込先口座名義のカタカナ表記は
「シヤ)ニホンリヨコウイガクカイ」です。
※参加費入金確認のため、必ずお振込みが確認できる書類(ATMレシート、払込票、インターネットバンキングの完了画面等)を申込書指定欄に貼付するか、2ページ目としてご送付ください。
※参加費は、自然災害等やむを得ない場合を除き、不参加やキャンセルの場合でも返金致しかねます。予めご了承ください。

★11/15(木)正午にお申し込みは締切りました。今後のお申込みにつきましては事務局までお問い合わせください。

【開催情報】
9/30(日)に開催予定でしたセミナーの振替講演となります。
★すでに9/30(日)の回へお申込み済みの方は、重複して参加費をお振込みになりませんようご注意ください。
別途メールをお送りいたしますので、①振替講演への参加、②参加申し込みキャンセル(返金) ③当日配付資料のみ希望(一部返金)のいずれかからお選び頂きご連絡ください。

●第11回 東京大会

開催日時 2018年11月18日(日) 10:30~17:15(予定)
会場 「KFC Hall&Rooms」(両国)3階 Hall Annex
〒130-0015 東京都墨田区横網一丁目6番1号
TEL:03-5610-5801(代表)
都営地下鉄大江戸線「両国駅」A1出入口より 徒歩0分
JR中央・総武線「両国駅」西口・東口より 徒歩約7分
プログラム
2018/11/18 【プログラム】
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■10:30~10:40
開会挨拶
理事長 小川 富雄

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■10:40~11:40 [4単位]
『会員発表1』
「タイでの医療機関のかかり方~ワクチン、HIVのPEP/PrEPを中心に~」
1.谷口 恭(太融寺町谷口医院)
「年間30例の狂犬病曝露後接種の解析」
2.篠塚 規(千駄ヶ谷インターナショナルクリニック)
「IVHQボランティアとして経験したタンザニア医療事情」
3.島田 瑞穂(自治医科大学感染免疫学講座)
「ケニア、ザンビア医療事情とキリマンジャロ登山」
4.松本 梨香(神戸大学医学部医学科)

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■11:40~12:50 [4単位]
【企業発表】『海外旅行保険について
―最近の海外での事故事例、及びその傾向と特徴―』
①ジェイアイ傷害火災保険株式会社
②AIG損害保険株式会社
③三井住友海上火災保険株式会社
講演内容:近年の海外旅行保険の支払い統計、病気や事故の事例、登山・歯科・持病など様々な特約や掛け金などについて実例を含めて紹介して頂きます。各社により異なる保険加入条件や、旅行者への注意喚起などを含め、1社ごとに発表して頂きます。

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■13:00~13:50 [4単位] ランチョンセミナー
【特別講演】『インドネシア最新医療事情』
アジア太平洋旅行医学会(ATPHS)
理事 Dr. Levina S. Pakasi
講演要旨:毎年20万人を超える日本人旅行者が、ビジネスや観光などの目的でインドネシア(特にジャカルタやバリ)へ訪れています。群島国であり広大な面積を持つインドネシアは、政府・民間企業・非営利団体・軍などそれぞれが提供する医療の質の向上を目指し、努力している段階です。今回の講演では救急医療システム、国内で受けられる医療の質の差異、採鉱・エネルギー資源を扱う企業などへの僻地での医療支援サービス、外国人医師の受け入れ政策、熱帯地域で起こりやすい感染症の罹患リスクと予防接種に関する政策など、幅広くお伝えします。

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■14:00~14:50 [4単位] 
【教育講演1】『羽田空港国際線クリニックについて
―業務内容、受診内容とその教訓的な事例―』
東邦大学 羽田空港国際線クリニック 所長 原 規子 
講演要旨:東邦大学羽田空港国際線クリニックは2010年10月、東京国際空港(羽田空港)国際線地区の開業とともに開設されて以来、週末祝日年末年始を問わず業務を行っております。空港敷地内で発生した急変患者への緊急往診対応も行っています。オリンピックを控え今後更に海外からの渡航者が増えるにあたり、国内外の医療機関や各航空会社、旅行会社などとの連携が重要となってきています。講演では当クリニックの概要や我々が直面した体験談をお話しさせて頂き、各方面の方々とディスカッションができればと考えております。

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■14:50~15:55 [4単位] 
【教育講演2】『性感染症の最近の動向と臨床現場』
プライベートケアクリニック東京 院長 尾上 泰彦 
講演要旨:日本性感染症学会作成「性感染症 診断・治療ガイドライン2016」には、梅毒をはじめとする17疾患が性感染症(STI)として明記されている。厚生労働省では、「性感染症に関する特定感染症予防指針」の対象としている5疾患(性器クラミジア感染症、淋菌感染症、
性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、梅毒)を挙げており、これらが感染拡大しやすいSTIであることが読み取れる。これらの疾患の発生動向と演者の経験している臨床現場を紹介する。

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■16:05~17:05 [4単位]
『会員発表2』
「精神障害をもつ人の旅行に対する意識と現状―予備的調査―」
5.根本 隆洋(東邦大学医学部精神神経医学講座)
「東京五輪における大学生による医療看護ボランティアの可能性と道筋:日英大学生によるワークショップのアウトカムから」
6.山岡 泰幸(武蔵野学院大学経営品質研究所)
「リハビリ旅行の広がりと今後の展望」
7.矢澤 和虎(やざわ虎クリニック)
「渡航者向け病気予測アプリ「スサノス」を用いた旅行先の疾患データ収集システムの提案」
8.杉原 正將(大阪大学医学部)

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■17:05~17:15
閉会挨拶
日本旅行医学会
専務理事 篠塚 規

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※敬称略
※プログラム内容・時間・講演者は予定であり、変更になる場合がございます。

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●申込方法
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下記より申込書をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、事務局までメール・FAXにてお送りください。事務局にて受理後、メールにて参加証をお送り致します。
◆お振込先口座名義のカタカナ表記は
「シヤ)ニホンリヨコウイガクカイ」です。
※参加費入金確認のため、必ずお振込みが確認できる書類(ATMレシート、払込票、インターネットバンキングの完了画面等)を申込書指定欄に貼付するか、2ページ目としてご送付ください。
※参加費は、自然災害等やむを得ない場合を除き、不参加やキャンセルの場合でも返金致しかねます。予めご了承ください。

エクセル版参加申込書→http://jstm.gr.jp/?p=1416

★11/15(木)正午にお申し込みは締切りました。
今後のお申込みにつきましては事務局までお問い合わせください。

【延期・振替開催あり】●第5回 関西感染症・ワクチンセミナー

開催日時 2018年9月30日(日)
会場 「大阪医科大学」臨床第一講堂(本部キャンパス内)
〒569-8686 大阪府高槻市大学町2番7号
(アクセス)
  ・阪急京都線「高槻市」駅下車出口1よりすぐ
  ・JR東海道本線・JR京都線「高槻」駅下車徒歩約8分
プログラム
2018/09/30 【振替開催情報は下記URLへ】
http://jstm.gr.jp/?p=2567

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■10:30~10:40
オリエンテーション
日本旅行医学会 専務理事 篠塚 規

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■10:40~11:35 [4単位] 
「性感染症の最新事情について~日本でも急増している梅毒を中心に~」
三田市民病院 事業管理者 兼 院長 荒川 創一
講演要旨:日本での性感染症の最近の動向を、感染症法による調査と、厚生労働科学研究センチネルサーベイランスの両方のデータから解説する。最も問題となっているのは梅毒の急増である。インバウンド・アウトバウンド増加と無関係ではないと思われる。梅毒は別名「偽装の達人(the great imitator)」と呼ばれ、その診断は必ずしも容易ではない。梅毒の正しい診断・治療について最新のガイドラインや、病変写真の供覧も含めお示ししたい。

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■11:35~12:30 [4単位] 
「帯状疱疹への新戦略~ワクチンという選択~」
奈良県立医科大学 医学部 皮膚科学 教授 浅田 秀夫
講演要旨:帯状疱疹は体内に潜んでいる水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる。その治療成績は抗ヘルペスウイルス薬の登場により飛躍的に向上した。しかし現在でも神経痛をはじめとする後遺症や合併症に苦しむ患者は少なくない。2016年に帯状疱疹の予防に水痘ワクチンが使用できるようになった。ここではワクチンの基礎となる帯状疱疹と免疫との関係について解説するとともに、ワクチンの使用上の注意点についても述べる。

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■12:45~13:40 [4単位] 
ランチョンセミナー【協賛 株式会社つばめLabo】
「短期・長期海外留学生のためのワクチン基本講座」
千駄ヶ谷インターナショナルクリニック 院長 篠塚 規
講演要旨:留学生に対する予防接種は、ワクチン外来臨床現場では、米国が入学時においてワクチン接種のゲートキーパーとしているため、留学先の指定による、いわば義務的な接種が多い。しかし、留学生の安全のためという原則論からは、やはりS.パーカー先生の“その人、その時、その場所”というワクチン接種の原則が重要である。“その人”では、“母子手帳”のcheckが必要であり、“その時”とは、“留学生の今後10年”を見据えた視点が大切であり、当然、どこの国に留学するかは、絶対に必要な事項である。
ワクチン外来の現場では以下の4点が問題として存在する。
①米国留学でのツベルクリン反応の必要性
②米国留学での“髄膜炎”ワクチンのリスク教育
③18歳以下のポリオワクチンの追加接種の問題点
特に③に関しては、学会を通して米国サイドへの改善の働きかけが必要と思われる。

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■13:50~14:45 [4単位] 
「インフルエンザ~重症事例からの教訓~」
京都第二赤十字病院 小児科 医長 小林 奈歩
講演要旨:インフルエンザは秋~春にかけて流行するウイルスによる急性呼吸器感染症で、飛沫感染により通常1-3日の潜伏期間で発症する。発熱、咳嗽、鼻汁に全身症状(筋肉痛や関節痛、全身倦怠感)を伴い、重症化すると肺炎や多臓器不全を伴う例もあるため、ワクチン接種や早期の治療開始が重要となる。しかし急激な重症化は時として避けられず、当院では小児患者でA型による劇症型心筋炎、B型による鋳型肺炎を経験したので報告する。

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■14:55~15:50 [4単位]
「ワクチン外来における最新医療データベース『travax』の実践的使用法」
千駄ヶ谷インターナショナルクリニック 院長 篠塚 規
講演要旨:トラベルワクチン接種は、S.パーカー先生の提唱する如く“その人、その時、その場所”の原則をもとに、ひとりひとりに合わせてする。
トラベルワクチンの一般的な知識や基本事項は、CDCのイエローブックやWHOのグリーンブックのWeb版が信頼のおける一番の情報源である。
そして、トラベルワクチンの基礎知識がほとんどない患者さんに、上記の原則に則り各別情報を、過不足なく、また実用的に伝えるのに有用な“トラベルワクチン最新情報データ”が、米国Shoreland社のTravax(R)である。
マラリアの詳細マップなどをスタートに、32年の歴史のある医療現場で、使い勝手のいいデータベースで240カ国をカバーしている。
有料(年約10万円)であるが、対費用効果は、非常に高く、質の高いワクチン外来をやる上で活用したいツールのひとつである。

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■15:50~15:55
閉会挨拶
日本旅行医学会 理事 前田 利郎

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※敬称略
※プログラム内容・時間・講演者は予定であり、変更になる場合がございます。

――――――――――――――――――――
●申込方法
――――――――――――――――――――
下記より申込書をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、事務局までメール・FAXにてお送りください。
◆お振込先口座名義のカタカナ表記は
「シヤ)ニホンリヨコウイガクカイ」です。
※参加費入金確認のため、必ずお振込みが確認できる書類(ATMレシート、払込票、インターネットバンキングの完了画面等)を申込書指定欄に貼付するか、2ページ目としてご送付ください。
※参加費は、自然災害等やむを得ない場合を除き、不参加やキャンセルの場合でも返金致しかねます。予めご了承ください。

9/27(木)正午に、お申し込み受付を締め切りました。
今後のお申込みは、事務局までお問い合わせください。

【開催情報】
(9/28追記)当セミナーは中止となりました。

台風24号接近に伴い、近畿地方での交通機関への影響が見込まれますので、やむなく中止とさせて頂きます。
参加申し込みをされた方への今後の情報は、決定次第メール・HPにて連絡させて頂きます。

【振替開催情報は下記URLへ】
http://jstm.gr.jp/?p=2567

●2018年 イブニングセミナー

開催日時 第1回 2018年10月12日(金)、第2回 2018年10月26日(金) 
会場 「代々木研修室 Kビル会議室 4階A室」
〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-32-11
JR各線「代々木駅」改札を出て正面信号渡る徒歩1分
(http://e-kaigi.eabc.jp/category/1241334.html)
プログラム
2018/10/12 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 第1回 】 10月12日(金) 18:30~20:00
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◆18:30〜19:00 プレレクチャー
「防虫素材”SCORON”の特徴と効果」
帝人フロンティア株式会社
繊維素材本部 主事 安田 哲也
(サポート:株式会社ティムコ)
内容:SCORONはアース製薬が開発した揮散しない防虫剤と帝人フロンティアのナノレベルでの接着技術により実現した繊維に虫を寄せ付けにくい特殊な加工を施した素材です。
高い防虫機能と洗濯耐久性に加え、UVカット機能をプラスした防虫素材をベースにティムコでの製品展開を行っており、旅行等の様々なアウトドアシーンで快適にお過ごし頂けます。

◆19:00〜20:00 本講演 (6単位)
「近年の気象災害の様相」
国立研究開発法人 防災科学技術研究所 
水・土砂防災研究部門長 三隅 良平

内容:平成30年7月豪雨においては、死者・行方不明者230名に達する大きな被害が出た。中でも倉敷市真備町では、河川の氾濫によって51名もの方々が犠牲となったが、そのうち約90パーセントが65歳以上の高齢者であった。犠牲者がこれほど高齢者に偏った理由は、家屋の2階以上への避難が困難であったためと思われる。地方自治体は「避難準備・高齢者等避難開始」を発令するなど早期避難を促しているが、実際に早期避難する人は少ない。講演では、災害調査等で得られた知見を交えながら、近年の気象災害の様相について紹介する。 

★講演終了後、20:00~20:50 演者を囲んでの懇親会(+1,000円)もぜひご参加下さい。
2018/10/26 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 第2回 】 10月26日(金) 18:30~20:00
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◆18:30〜19:00 プレレクチャー
「インフルエンザ発症リスクを低減できる『Hydro Ag+ 持続除菌アルコール製剤』について」
富士フイルム株式会社 メディカルシステム事業部 サービスソリューション部長
兼 事業開発グループ  統括マネージャー 阿部 洋史

内容:富士フイルムが開発した銀系抗菌材を使った新たな除菌剤「HydroAg+(ハイドロエージープラス」を使った感染予防の実例についてご紹介致します。現像済み写真フイルムが何十年たってもかびない技術を応用し、銀を使った持続性のある除菌剤を開発しました。現在、主に病院内の感染予防として使われておりますが、学校現場での実用評価でもインフルエンザ蔓延防止に対し一定の効果があることが確認されました。今回詳細についてご紹介致します。

◆19:00〜20:00 本講演(6単位)
「気象学から見る全球規模の気候変動と豪雨との関係」
筑波大学 生命環境系 助教 釜江 陽一

内容:平成30年西日本豪雨のように、日本は頻繁に豪雨災害に見舞われています。地球規模で進行する気候変動により、豪雨はこれからどのように変わっていくのでしょうか?気象学の分野では、積乱雲の発達から気候変動まで、様々な時間・空間スケールの研究が進められています。今回は、平成30年7月の豪雨をもたらした、「大気の川」と呼ばれる水蒸気の流入現象に注目し、世界各地で起きている豪雨災害との関係や、その将来予測についてご紹介します。

★講演終了後、20:00~20:50 演者を囲んでの懇親会(+1,000円)もぜひご参加下さい。

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●申込方法
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下記より申込書をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、事務局までメール・FAXにてお送りください。事務局にて受理後、メールにて参加証をお送り致します。
◆お振込先口座名義のカタカナ表記は
「シヤ)ニホンリヨコウイガクカイ」です。
※参加費入金確認のため、必ずお振込みが確認できる書類(ATMレシート、払込票、インターネットバンキングの完了画面等)を申込書指定欄に貼付するか、2ページ目としてご送付ください。
※参加費は、自然災害等やむを得ない場合を除き、不参加やキャンセルの場合でも返金致しかねます。予めご了承ください。

エクセル版参加申込書→http://jstm.gr.jp/?p=1416

※お申込締切
【第1回】10/12(金)正午、【第2回】10/26(金)正午
ただし、満席になり次第締め切ります。(各回35名)
※締切後のご参加希望者は事務局までご連絡下さい。

●第4回 関西・登山医学セミナー(大阪)

開催日時 2018年7月8日(日) 10:30~15:30(予定)
会場 「大阪国際交流センター」中会議室 銀杏(いちょう)
〒543-0001 大阪府大阪市天王寺区上本町8丁目2−6
TEL:06-6773-8182(代表)
大阪メトロ千日前線 谷町九丁目駅下車(10番出口)より 徒歩9分
大阪メトロ谷町線 四天王寺前夕陽ケ丘駅(1番出口)より 徒歩9分
近鉄線 大阪上本町駅(14番出口)より 徒歩7分
プログラム
2018/07/08 ■10:30-10:40 オリエンテーション
日本旅行医学会 専務理事 篠塚 規

■10:40-11:25 講演(4単位)
「火山ガスの危険と身の守り方、火山ガスから分かること」
東海大学 理学部 化学科
教授 大場 武
要旨:日本における100余りの活火山の7割で火山ガスが噴出しています.火山ガスの主成分は水蒸気ですが,それ以外の成分として二酸化炭素,硫化水素,二酸化硫黄などが含まれています.これらの成分はある濃度を越えると人体に致命的な影響を及ぼします.火山の恵みを享受するために火山ガスを正しく知ることが重要です.また火山ガスは地下のマグマの情報を我々にもたらし,火山噴火予知を実現するために重要な研究対象でもあります.

■11:25~12:00 講演(4単位)
「3つの高山病処方薬―旅行外来での処方の工夫 - 」
千駄ヶ谷インターナショナルクリニック
院長 篠塚 規
要旨:旅行医学での高山病予防薬は、①南米ツアー(マチュピチュやウユニ塩湖など)へのダイアモックス処方、②キリマンジャロ登山での高所肺浮腫予防のシアリスと高所脳浮腫予防のレナデックスの3種類がある。
CDCのガイドラインに従って、当院では“Travel for a Life-Time”(一生に一度の旅)を失敗に終わらせないよう説明資料に工夫を凝らしている。直近1年間では、ダイアモックス230例、キリマンジャロ登山16例で、ほぼ例外なく成功している。
しかし、日本人の南米ツアーでは、約80%がダイアモックスを用意せず、その40%強が旅行を台無しにしており、商業登山でのキリマンジャロ登頂率は10~20%という伝聞情報がある。
また、当院では、昨年4月よりTravax®を用いて、適切で詳しい予防接種情報も提供している。“Travel for a Life-Time”(一生に一度の旅)を成功させる手助けも、旅行医学の大切な役割です。

■12:15-13:15 <ランチョンセミナー>(4単位)
「ヘリコプター山岳救助と最新エア・アンビュランス」
前REGA(レガ)スイス エアーアンビュランス
小型ジェット機医療搬送チーム
主席医師  Dr. Olivier Seiler
要旨:①ヘリコプター山岳救助
スイスアルプスには、世界中からハイキング、スキー、登山をするために旅行者が訪れます。
2017年は合計2712件の山岳事故がありました。大半がハイキングや標高の高いトレッキングでの転落事故です。
その全搬送のおよそ40%がヘリコプターによる救出でした。
②最新エア・アンビュランス
#業務間のチームワークの重要性
スイスで山岳救助がどのように組織されているかについての説明と、それにかかわる人々の役割について
#レガで使用している最新医療機器
低体温が進行するのを防ぎ、早期にゆっくりと加温を開始するために、金属で被覆された気泡ホイル、電気加温毛布、
加温輸液、暖気吸入システムなどについて
#アプリ(IRega App)の開発
7年前に開発され、極めて効果があることが証明されています。
このソフトウエアは、GPSの位置情報とバッテリーの状態を含むデータを、アラームセンターへ送信するとともに音声による
通信を立ち上げることで、患者の正確な居場所を探し出すのに役立ちます。
この新しい技術で、2000件以上の任務を迅速に実施することができました。
#現在進行中の3つのプロジェクト:
・低レベルネットワーク/ IFR
・全てのEC145をH145に入れ替える
・Agusta 169 FIPS (氷に対する完全保護システム)
#新型救急ジェット機、Challenger 650
2018年中に現在ある3機のChallenger 604に取って代わる予定です。

■13:30-14:15  講演(4単位)
「北アルプス新奥の診療所から」
兵庫県立加古川医療センター
救急科 伊藤 岳
要旨:三俣山荘診療所は、黒部源流にほど近い、鷲羽岳と三俣蓮華岳の鞍部に在する。
晴れた日には高山植物が咲き乱れ、雪渓の風に夏の暑さを忘れる別天地であるが、かつてはひとたび天候が悪化すると、容易に疲労凍死者が発生する危険な箇所でもあった。
初代小屋主である故伊藤正一氏の働きかけによって山荘に診療所が併設され、今も開設期間には様々な登山者が受診する。
山小屋診療所の診療実態に触れつつ、現場で診る病態やその対処について概説する。

■14:15-15:25 (4単位)
「アウトドア活動における脱水」
京都橘大学 教授 西本 泰久
要旨:アウトドア活動における脱水の原因は、発汗、下痢、嘔吐飲水不足などが挙げられる。
発汗による脱水で一番重要な疾患は、熱中症であり、嘔吐・下痢で重要な疾患は感染性胃腸炎である。
熱中症は、予防が重要で有り、たとえ熱中症になったとしても重症化するまえに治療することが大切である。
感染性胃腸炎は、ウイルス性、細菌性の何れも、食事の注意と手洗いで予防することが最も重要である。感染性胃腸炎に罹患した場合も、脱水に対する治療が重要である。

■15:25-15:30 閉会挨拶
日本旅行医学会 理事 西本 泰久

※タイトル・講演内容・演者は予告なく変更となる場合がございます。
※こちらのプログラムは随時更新いたします。
 
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●申込方法
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参加費を振込後、ページ下のボタンより申込書(PDF)をダウンロードして必要事項を記入し振込領収証又は確認書を貼付のうえ、事務局へFAXか郵送でお送りください。

★お申し込み締切・・・7/5(木)正午まで。
7/4以降お申込みの方へ、参加証の発送(郵送)は致しかねますので、
当日はFAXされた参加申込書の原本(参加費払込票添付)を受付にてご提示下さい。

●第12回 登山医学セミナー(東京)

開催日時 2018年7月7日(土) 10:20~15:35(予定)
会場 「KFC Hall&Rooms」(両国)Hall Annex
〒130-0015 東京都墨田区横網(よこあみ)一丁目6番1号
TEL:03-5610-5801(代表)
都営地下鉄大江戸線「両国駅」A1出入口より 徒歩0分
JR中央・総武線「両国駅」西口・東口より 徒歩約7分
プログラム
2018/07/07 ■10:20-10:30 オリエンテーション
日本旅行医学会 理事長 小川 富雄

■10:30-11:15 講演(4単位)
「草津白根山噴火災害対応」
前橋赤十字病院 高度救命救急センター 集中治療科・救急科
副部長 藤塚 健次
要旨: 2018年1月23日、本白根山が噴火し、12名の負傷者が発生した。県内の医療救護班は18隊出動し、現場直近病院に医療本部を構え救護所的運用にて対応した。患者は噴石による体幹・四肢の重傷外傷処置が必要な状態であった。
 今回の災害では、迅速な病院受け入れ体制構築、救命処置を継続したドクターヘリによる搬送、消防・警察といった多職種との連携など、多くの有用な点があった。しかし、重傷外傷対応や情報共有ツールの使い分け、安全確認などにおいては改善点が認められた。
 平時救急医療での対応技術や方法を向上させつつ、噴火災害にという特殊な災害に対しても備えていく必要がある。

■11:15~11:50 講演(4単位)
「3つの高山病処方薬 - 旅行外来での処方の工夫 - 」
千駄ヶ谷インターナショナルクリニック
院長 篠塚 規
要旨:旅行医学での高山病予防薬は、①南米ツアー(マチュピチュやウユニ塩湖など)へのダイアモックス処方、②キリマンジャロ登山での高所肺浮腫予防のシアリスと高所脳浮腫予防のレナデックスの3種類がある。
CDCのガイドラインに従って、当院では“Travel for a Life-Time”(一生に一度の旅)を失敗に終わらせないよう説明資料に工夫を凝らしている。直近1年間では、ダイアモックス230例、キリマンジャロ登山16例で、ほぼ例外なく成功している。
しかし、日本人の南米ツアーでは、約80%がダイアモックスを用意せず、その40%強が旅行を台無しにしており、商業登山でのキリマンジャロ登頂率は10~20%という伝聞情報がある。
また、当院では、昨年4月よりTravax®を用いて、適切で詳しい予防接種情報も提供している。“Travel for a Life-Time”(一生に一度の旅)を成功させる手助けも、旅行医学の大切な役割です。

■12:05-13:05 <ランチョンセミナー>(4単位)
「ヘリコプター山岳救助と最新エア・アンビュランス」
前REGA(レガ)スイス エアーアンビュランス
小型ジェット機医療搬送チーム主席医師  Dr. Olivier Seiler
要旨:①ヘリコプター山岳救助
スイスアルプスには、世界中からハイキング、スキー、登山をするために旅行者が訪れます。
2017年は合計2712件の山岳事故がありました。大半がハイキングや標高の高いトレッキングでの転落事故です。
その全搬送のおよそ40%がヘリコプターによる救出でした。
②最新エア・アンビュランス
#業務間のチームワークの重要性
スイスで山岳救助がどのように組織されているかについての説明と、それにかかわる人々の役割について
#レガで使用している最新医療機器
低体温が進行するのを防ぎ、早期にゆっくりと加温を開始するために、金属で被覆された気泡ホイル、電気加温毛布、
加温輸液、暖気吸入システムなどについて
#アプリ(IRega App)の開発
7年前に開発され、極めて効果があることが証明されています。
このソフトウエアは、GPSの位置情報とバッテリーの状態を含むデータを、アラームセンターへ送信するとともに音声による
通信を立ち上げることで、患者の正確な居場所を探し出すのに役立ちます。
この新しい技術で、2000件以上の任務を迅速に実施することができました。
#現在進行中の3つのプロジェクト:
・低レベルネットワーク/ IFR
・全てのEC145をH145に入れ替える
・Agusta 169 FIPS (氷に対する完全保護システム)
#新型救急ジェット機、Challenger 650
2018年中に現在ある3機のChallenger 604に取って代わる予定です。

■13:20-14:20  講演(4単位)
「火山噴火とそれにより引き起こされる災害 - 御嶽山,日光白根山などの噴火災害事例からの教訓 -」
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
地質調査総合センター 活断層・火山研究部門
副研究部門長 伊藤 順一
要旨: 明治時代以降,日本国内での火山噴火による犠牲者数は1200名を超える.火山噴火は,溶岩流出などの比較穏やかな活動のほか、広範囲に降灰がもたらされる爆発的な活動など、噴火の様式や規模、またそれらにより引き起こされる災害は多様である。
今回の講演では、災害をもたらす噴火現象の特徴を紹介すると共に,2014年の御嶽山や昨年の草津白根山、1991年の雲仙普賢岳など,国内で発生した噴火災害の事例を元に、噴火対応の検討において配慮が必用な火山学上の知見を紹介する。


■14:20-15:30 (4単位)
☆産業医認定講座(生涯研修専門1単位)
「アウトドア活動における脱水」
京都橘大学
教授 西本 泰久
要旨: アウトドア活動における脱水の原因は、発汗、下痢、嘔吐飲水不足などが挙げられる。
発汗による脱水で一番重要な疾患は、熱中症であり、嘔吐・下痢で重要な疾患は感染性胃腸炎である。
熱中症は、予防が重要で有り、たとえ熱中症になったとしても重症化するまえに治療することが大切である。
感染性胃腸炎は、ウイルス性、細菌性の何れも、食事の注意と手洗いで予防することが最も重要である。感染性胃腸炎に罹患した場合も、脱水に対する治療が重要である。

■15:30-15:35 閉会挨拶
日本旅行医学会
理事 西本 泰久

※タイトル・講演内容・演者は予告なく変更となる場合がございます。
※こちらのプログラムは、随時更新いたします。
 
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●申込方法
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参加費を振込後、ページ下のボタンより申込書(PDF)をダウンロードして必要事項を記入し振込領収証又は確認書を貼付のうえ、事務局へFAXか郵送でお送りください。

※産業医認定講座があります。
ご希望の医師の方は、必ず「希望する」にチェックのうえ、所属医師会名・所属勤務先名・認定産業医番号(7桁)をご記入ください。

★お申し込み締切・・・7/5(木)正午まで。残席わずかです。
7/4以降お申込みの方へ、参加証の発送(郵送)は致しかねますので、
当日はFAXされた参加申込書の原本(参加費払込票添付)を受付にてご提示下さい。

●2018年度認定講座・試験(医師)

開催日時 2018年6月10日(日)
会場 「KFC Hall&Rooms」(両国)Room111
〒130-0015 東京都墨田区横網(よこあみ)一丁目6番1号
TEL:03-5610-5801(代表)
都営地下鉄大江戸線「両国駅」A1出入口より 徒歩0分
JR中央・総武線「両国駅」西口・東口より 徒歩約7分
プログラム
2018/06/10 認定講座・試験プログラム(講義内容:講義40分・試験10分)
● 海外旅行で必要な医療英文書類
● 飛行機の中の旅行医学
● 帰国者の旅行医学 発熱・下痢の対処 
● 一般ツアーでの高山病
● ダイビングの旅行医学、旅行前・登山前
検診の旅行医学
※スケジュールは当日に変更になる場合があります。

●2018年度認定講座・試験(看護師他)

開催日時 2018年6月9日(土)10:20~16:30(予定)
会場 「KFC Hall&Rooms」(両国)Room113
〒130-0015 東京都墨田区横網(よこあみ)一丁目6番1号
TEL:03-5610-5801(代表)
都営地下鉄大江戸線「両国駅」A1出入口より 徒歩0分
JR中央・総武線「両国駅」西口・東口より 徒歩約7分
プログラム
2018/06/09 認定講座・試験プログラム(講義内容:講義40分・試験10分)
● 飛行機の中の旅行医学
● 海外での病院のかかり方、安全カルテについて
● 帰国者の旅行医学 発熱・下痢の対処 
● ダイビングの旅行医学 
● 一般ツアーでの高山病
※スケジュールは当日に変更になる場合があります。

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