日本旅行医学会
セミナー

過去のセミナー

日本旅行医学会大会

●2017年度認定講座・試験(医師)

開催日時 2017年6月4日(日)
会場 東京信濃町東医健保会館 2階大ホール
〒160-0012 東京都新宿区南元町4番地 TEL: 03-3353-4311
(JR中央総武線信濃町駅下車徒歩5分)
プログラム
2017/06/04 認定講座・試験プログラム(講義内容:講義40分・試験10分)
● 飛行機の中の旅行医学
● 一般ツアーでの高山病
● 帰国者の旅行医学 発熱・下痢の対処 
● ダイビングの旅行医学
● 海外での病院のかかり方 診断書・書類の書き方 安全カルテについて
● 旅行前検診
● エピペンオンライン登録講習案内

●2017年度認定講座・試験(看護師他)

開催日時 2017年6月3日(土)10:20~16:30(予定)
会場 東京信濃町東医健保会館 2階ホール
〒160-0012 東京都新宿区南元町4番地 TEL: 03-3353-4311
(JR中央総武線信濃町駅下車徒歩5分)
プログラム
2017/06/03 認定講座・試験プログラム(講義内容:講義40分・試験10分)
● 飛行機の中の旅行医学
● 一般ツアーでの高山病
● 帰国者の旅行医学 発熱・下痢の対処 
● ダイビングの旅行医学 
● 海外での病院のかかり方 安全カルテについて

●2017年度 第16回日本旅行医学会大会

開催日時 2017年4月15日(土)16日(日)
会場 国立オリンピック記念青少年総合センター大ホール他
〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3番1号
・小田急線「参宮橋」駅下車徒歩約7分
・東京メトロ千代田線「代々木公園」駅下車 徒歩約10分
プログラム
2017/04/15 【総会】
9:30~9:40

□開会あいさつ□
9:40~9:50
 大分大学医学部 救急医学講座 准教授・
 大分大学医学部附属病院 診療教授 石井圭亮

□海外医療事情□(2講演で4単位)
9:50~10:30
●「インドの最新医療事情
 ~赴任者と旅行者のためのワクチンガイド~」
 Consultant Physician, Pulse Diagnostics Pvt Ltd
 DR. SANTANU CHATTERJEE

10:30~11:10
●「アメリカの最先端救急医療事情
  ~スタンフォード大学における緊急医療システム~」
 スタンフォード大学医学部附属病院 DR. PAUL AUERBACH
 講演要旨:救急医療は比較的新しい診療科目ですが,今や世界的に広く普及しています。救急医療の組織化は、米国で始まりました。
ほとんどの病院においては,医療が受けられる時間は昼間の診療時間内のみに限られます。
このため“時間外”の患者は救急診療科にかかることになります。
スタンフォード大学病院では外傷治療,心血管内科,脳卒中のケア,小児のケア,画像検査の適時施行,専門医へ紹介などの独特なプログラムを設けており,救急医療科およびそのスタッフが状況に応じて適切に対応しています。
旅行医学の専門家が患者に対し、旅行・留学・海外勤務前に救急医療を受ける正しい方法についてアドバイスを行うことは非常に大切です。そして、旅行者はいつでも個人の医療記録を確認できるようにし、服用中の薬剤,持病,アレルギーのリストを持ち運ぶべきです。さらに、すべての旅行者・留学生・海外勤務者は本国の担当医と連絡を取れるよう、電話番号やメールアドレスを持参すべきです。

□大会長講演□(4単位)
11:10~11:55
●「災害時における急性期医療対応~平成28年熊本地震を踏まえて~」
 大分大学医学部 救急医学講座 准教授・
 大分大学医学部附属病院 診療教授 石井圭亮
 講演要旨:災害医療は、国民が安心安全に生活するためのセイフティーネットである。災害の規模・種類により柔軟かつ臨機応変な対応計画が必要であり、多種多様な想定に基づいた事前準備が重要となる。近年、日本における災害医療体制は、着実に整備されてきたと言えるが、一方、まだまだ多くの課題も抱えており、継続した体制の強化が求められている。災害時における急性期医療体制を、平成28年熊本地震における大分県の対応を踏まえ報告・共有する。

□ランチョンセミナー□(4単位)
12:30~13:20
●「脳卒中と旅行~海外旅行での脳卒中対策~」
 大分大学医学部 脳神経外科 森重 真毅
 講演要旨:外務省による死亡統計では、海外での日本人の死亡原因の過半数は疾病とされ、そのなかでも脳卒中などの血管障害が重要な位置を占める。脳卒中慢性期では再発予防を中心として治療がなされるが、依然として再発率が高く、高齢化が進む中、環境変化をきたしやすい旅行でも留意すべき点が多い。脳卒中急性期加療に携わる立場から、脳卒中の病態、搬送システムを含む急性期加療、再発予防、そして、旅先で脳神経外科手術を受けざるを得なくなった場合の留意点について解説する。

□昼休み ポスター発表□
13:20~13:50
展示ポスター発表をご覧ください。
昼休み以外の時間にもご覧いただけます。

□旅行医学のトピックス1□(2講演で4単位)
13:50~14:35
●「保健医療制度にみるフランス~日本の今後を考えるヒント~」
 厚生労働省 厚生科学課 課長補佐 入江 芙美
 講演要旨:我が国は現在、急速な少子高齢化に直面しており、一人ひとりの暮らしに直結する保健医療制度について、そのあり方を見直す時期にきている。その際、外国の制度を知ることで新たな視座を得られる。私が留学したフランスは優れた社会保障制度で知られている。フランスは国の規模や生活水準が日本と同程度であり、日本の今後を考えていく上で様々な示唆を与えてくれる。保健医療制度という切り口でみたフランス社会の一面を紹介したい。

14:35~15:20
●「オリンピック大会帯同におけるメディカルサポート
〜リオデジャネイロオリンピックより〜」
 国立スポーツ科学センター メディカルセンター
 副主任研究員 土肥 美智子
 講演要旨:4年に一度のオリンピックは多くのアスリートにとって最大の目標とする大会の一つである。“参加することに意義がある”という時代から、“最高のコンディションで、最大限の実力を発揮する”という時代になり、スポーツ医学も予防医学へと変わってきている。そのために私達スポーツドクターが大会に向けどのようなメディカルサポートを、特に海外への帯同においてどのようなことに留意しながら行っているか、リオデジャネイロオリンピックの経験を中心に述べる。

□旅行医学のトピックス2□(2講演で4単位)
15:40~16:20
●「治療上で知って頂きたいアスリート禁止物質
〜うっかりドーピングをさせない治療薬方針〜」
 公益社団法人 東京都薬剤師会 瀬谷 雅行
 講演要旨:薬物使用によるスポーツ競技の公平保全のため1999年WADAが設立され、毎年禁止物質、方法が1月1日に更新されている。2015年、ロシア陸連の組織ぐるみのドーピング隠蔽工作が明らかにされ、世界のスポーツ界に激震が走った。日本におけるドーピング違反は意図的な事例はなく、いわゆる「うっかりドーピング」である。今回、禁止表の解説と日常、アスリートの治療にも使われる医薬品の注意点を処方医の先生方に紹介させて頂きます。

16:20~17:00
●「チェルノブイリ原発事故に学ぶ放射線影響とその対策~内部被ばくの実態~」
 獨協医科大学 国際協力支援センター 国際疫学研究室 准教授 木村 真三
 講演要旨:1986年4月26日チェルノブイリ原発事故が発生した。ウクライナ国ジトーミル州ナロージチ地区は、事故のあったチェルノブイリ原発より西側50〜70kmに位置し、事故から2日目、チェルノブイリから吹く風の向きが変わった影響で毎時26mSvという自然放射線に比べ約28万倍にあたる放射能に汚染された。2016年チェルノブイリ原発事故から30年、セシウム137が半減期を迎える年、東京新聞と合同調査を行なった住民の内部被ばくの実態を紹介する。

□懇親会□
17:20~
センター棟2階 カフェフレンズ

■看護部会■
18:30~
センター棟1階 108研修室
※【4/3追記】看護部会は好評につき、満席となりました。ご了承ください。
これ以降のご希望につきましては、受領メール内で満席の旨をご案内いたします。

※ 講演者・講演内容・時間は、事前の予告無く変更になる場合がございます。
2017/04/16 □海外招待講演□(各4単位)
09:15~10:00
●「タイへの赴任や旅行に必要なワクチン~日本人が注意すべき疾患~」
 マヒドン大学 熱帯医学部 准教授
 DR. PORNTHEP CHANTHAVANICH

10:00~10:45
●「皮膚病変の旅行医学~旅行者が注意すべき症例~」
 フランス旅行医学会 会長 DR. ERIC CAUMES
 講演要旨:皮膚病は旅行者が遭遇する医学的トラブルの三大原因の一つになっています。旅行中に発生する皮膚トラブルのうち最も多いのが虫刺されと太陽光線による皮膚障害です。旅行後に皮膚科の医師にかからなければならない理由としては,主として皮膚軟部組織感染症,鉤虫を原因とする皮膚幼虫移行症,および虫刺されの合併症があげられます。予防措置として必ず皮膚疾患を念頭におき,旅行者用医療キットには特定の皮膚関連の備品(防虫剤,日除け防止剤,皮膚軟化剤,ステロイド軟膏,抗生物質,経口抗ヒスタミン剤)を用意しておくべきです。

□旅行医学のトピックス3□(4単位)
11:05~11:50
●「留学生の旅行医学~“正しい知識”が、一番のワクチン~」
 千駄ヶ谷インターナショナルクリニック 院長 篠塚 規

□ランチョンセミナー□(4単位)
12:15~13:05
●「旅行医学におけるICT活用
-画像・位置情報伝送システムの新たな展開-」
 大分大学医学部 救急医学講座 准教授・
 大分大学医学部附属病院 診療教授 石井圭亮
 講演要旨:ICT(Information and Communication Technology: 情報通信技術)活用による映像・動態伝送は、救命救急医療の効率化や円滑化に寄与しており、災害医療への運用も始動している。全国に先駆けて実運用してきた大分県での活用法を、具体例を呈示しながら情報提供・共有すると同時に、旅行医学への貢献性に関しても議論したい。

□旅行医学のトピックス4□(2講演で4単位)
13:25~14:05
●「脳血管内治療の現況と旅行医学~旅行医学とその関連~」
 大分大学医学部 脳神経外科 久保 毅
 講演要旨:脳血管内治療は、2000年代に入りDeviceの進歩と共に急速に必要性が高まっているカテーテル治療である。脳動脈瘤に対するコイル塞栓術が多く施行されているが、近年増加しているのが急性期脳梗塞に対する血栓回収術で、最も時間を争う治療法である。エコノミー症候群などにも対応できる可能性があるため、日本中どこでも同等の治療が受けられるようにする使命があると、昨年の日本脳神経血管内治療学会で「神戸宣言」として発表された。今回は、脳血管内治療の現状と旅行医学との関連について発表する。

14:05~14:45
●「ますます必要とされる高齢者の旅行医学~老化する高齢者医学の今後~」
 国際医療福祉大学塩谷病院 高齢者総合診療科 教授 岩本 俊彦
 講演要旨:わが国では高齢者の増加とともにその若返りが明らかとなり、従来、高齢者前期と呼ばれた65歳~74歳を准高齢者と呼ぶことが提唱された。これによって准高齢者の積極的な社会参加や予防医学的介入が促されることとなり、その過程でフレイルという概念が生まれた。現在、フレイルの早期診断、介入が求められ、介入策のひとつとして旅行が挙げられる。しかし、フレイルの旅行には老年医学的な見地から様々な注意が必要となる。

□公開講座□(4単位)
15:00~16:10
●「アフリカのかがやく自然
  ~飲料水、食事、健康、治安など~」
 写真家 山形 豪
 講演要旨:アフリカ大陸には、野生動物の闊歩するサバンナや風光明媚な景勝地など、多彩で豊かな自然が存在する。そんな大陸の南部に位置する南アフリカ、ナミビア、ボツワナ、そして東アフリカのタンザニアで長年動物や風景の撮影を行ってきた写真家・山形豪が現地の魅力を数々のスライドでご紹介する。また、サファリツアーのガイドとしても活動してきた経験を生かし、旅行者が訪れる際に気になる飲料水や食事、健康、治安などの事情についても解説する。
 
□閉会あいさつ□
16:10~16:15
 日本旅行医学会 理事長 小川 富雄

※ 講演者・講演内容・時間は、事前の予告無く変更になる場合がございます。

※4/15(土)看護部会につきまして
※【4/3追記】看護部会は好評につき、満席となりました。ご了承ください。
これ以降のご希望につきましては、受領メール内で満席の旨をご案内いたします。

※参加証明書につきまして
4/7迄に確認メールを受領された方への参加証明書は、4/7迄に発送しております。
お手元に届くまで今しばらくお待ち下さい。
万一会期間際まで届かない場合は、恐れ入りますがFAX頂いた参加申込書の原本をご持参ください。

●第10回日本旅行医学会 看護部会

開催日時 2016年12月10日(土) 13:00~16:50(受付開始12:30)
会場 <会場>
リロの会議室 銀座中央通り roomA

<住所>
東京都中央区銀座2丁目7番18号 銀座貿易ビル 6階(メルサGinza2)

<最寄駅>
銀座一丁目駅 9番出口地下から直結 徒歩0分(東京メトロ有楽町線)
銀座駅 徒歩4分(東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線)
有楽町駅 徒歩6分(JR線)
プログラム
2016/12/10 -----------------------------------
■13:00~13:10 開会挨拶、プレレクチャー
『看護師の旅行医学』
日本旅行医学会 理事 菅野 一男

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■13:10~14:10 教育講演1 [5単位]
『旅行と食と感染症~旅行中・旅行後の下痢を考える~』
浜松医療センター 
感染症内科 田島 靖久
講演要旨:
 旅の楽しみに食がありますが、旅行者の医学問題の一つ、旅行者下痢症にも関連しています。食において、ゼロリスクはありえません。リスクに向かうにあたって大切なことは、リスクを適正に見積もり、リスク発症時の適切な対策を持ち、リスクを早期発見し、発症時には迅速に対応することです。そのために必要な知識として、国内国外での食と感染症とは何?どれぐらいのリスクがある?気を付けるべき人は?どのような症状?発症した場合の治療対応と感染対策、そして予防方法は?以上の質問に答える内容で知識のまとめを行わせて頂きます。

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■14:10~15:00 教育講演2 [5単位]
『麻疹:旅行医学の面から考える~過去・現在・未来~』
船橋ベイサイド小児科 院長
前 千葉大学病院 感染症管理治療部部長
日本旅行医学会 理事
佐藤 武幸
概要:
 関西国際空港を起点に空港職員・利用者等33名に国外株による麻疹流行が発生した。一方過去には北米への修学旅行中に麻疹が発症したため抗体陰性者が搭乗拒否され帰国出来ない事態もあった。
WHOによる麻疹排除地域に2015年3月に日本も指定され、2016年9月には南北アメリカが根絶地域に指定される中で、現在も流行地域がある。渡航者には流行地域での感染と排除・根絶地域への持ち込みの両者に備える必要があり、日本の現状と対応について述べる。

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■15:10~16:15 パネルディスカッション [5単位]
『看護師の英語力向上のコツとくふう』
聖母病院、トウキョウメディカルアンドサージカルクリニック、千駄ヶ谷インターナショナルクリニック
各院より看護師1名ずつ

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■16:25~16:45 企業発表 [5単位]
『長期海外赴任の保険の現状と問題点
~商品、サポート、海外での事例~』
東京海上日動火災保険(株) 旅行営業部 課長 増淵 憲明
ジェイアイ傷害火災保険(株) 横川 三成

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■16:45~16:50 閉会挨拶
日本旅行医学会 専務理事 篠塚 規

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■16:50~17:50 懇親会

※プログラムは随時更新されます
※お申込につきましては事務局までお問い合わせ下さい。

●第9回 東京大会

開催日時 2016年11月13日(日)10:30~16:15(予定)
会場 「東医健保会館」
東京都新宿区南元町4番地
JR中央総武各駅停車「信濃町」駅下車徒歩5分
プログラム
2016/11/13 -----------------------------------
■10:30~11:40
開会挨拶
日本旅行医学会
理事長 小川 富雄

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■11:40~11:25 [4単位]
『会員発表1』
「都内で発生した都市型災害における外国人傷病者対応と課題」
「地域の活性を目指した試み-1-~「旅行透析」を創案して~」
「ベトナム旅行でデング熱に罹患した医師(自分)の一例」

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■11:25~12:10 [4単位]
『会員発表2』
「スポーツにおける高地対策 南米エクアドルでの知的障がい者国際競技大会帯同医の経験より」
「在日外国人への医療の質の向上に関するアンケート合同調査の実施と解析結果」
「海外赴任後に発症した意識障害の一例」

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■12:30~13:20 [4単位] 
『海外留学生のための安全対策
~安全カルテから予防接種まで~』
日本旅行医学会専務理事
篠塚 規

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■13:30~14:35 [4単位] 
日医認定産業医制度 生涯研修単位認定研修会
『海外赴任者のための予防接種』
国立国際医療研究センター トラベルクリニック 医長 金川 修造
講演要旨:
 ワクチンは感染症対策の最も有効な手段であり、多くの医療機関では海外渡航時にはワクチンを受けることが推奨されている。多くの場合は渡航先特有の疾患に対するワクチンを推奨されるが、特有の疾患だけでなく定期予防接種対象の疾患に対しても注意が必要であり、十分な免疫を得ておくことが進められる。

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■14:35~15:20 [4単位] 
『ダニ媒介性感染症に関して』
愛知医科大学 医学部 感染・免疫講座 講師 角坂 照貴
講演要旨:
 1980年中頃までは国内で発生するマダニ媒介感染症は知られていなかったが、1984年に日本紅斑熱、1986年にはライム病が発生しマダニの危険性が認識され始めた。その後、1993年にダニ媒介脳炎、2002年にエーリキア症、2011年にはマダニ媒介回帰熱が発生、2012年秋には発熱と消化器症状に加え、血小板と白血球数が激減する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が発生し4類感染症に追加された。

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■15:25~16:10 [4単位]
『会員発表3』
・「FaceTimeを用いたフランス語通訳」
・「循環器系疾患 ・ 関連項目迅速検査のご紹介
*・ヘモグロビンA1C・CRP ・Dダイマー・心筋マーカーの迅速測定」
・「海外赴任前の準備について」

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■16:10~16:15
閉会挨拶
日本旅行医学会
専務理事 篠塚 規

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■16:30~17:30
懇親会
☆演者を囲んだ懇親会を開催します。
☆別途懇親会費2,000円をお支払いください。

●2016年度 イブニングセミナー

開催日時 第1回 2016年10月14日(金)、第2回 2016年10月28日(金) 
会場 「代々木研修室 Kビル会議室 4階A室」
東京都渋谷区代々木1-32-11
JR総武線「代々木」駅改札を出て正面信号渡る徒歩1分
プログラム
2016/10/14 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 第1回 】 10月14日(金) 18:30~20:00
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◆18:30〜19:00 プレレクチャー
「酸素濃縮装置について」
帝人ファーマ株式会社
在宅医療事業本部 在宅医療事業戦略部
戦略企画グループ
マネージャー上田 泰司 氏
内容:携帯酸素濃縮装置について, 国内での保険診療の概要原理、携帯型酸素濃縮装置等の航空機持ち込みなどを説明して戴きます。

◆19:00〜20:00 本講演
「我が国のテロ対策および国際テロ情報
 ~もしテロに遭遇したら~」
日本アイシス・コンサルティング株式会社
代表取締役社長 益田 哲夫 氏
内容:世界的にテロが発生していますが、我が国の対策、国際テロ情報など、その脅威、
遭遇した際の対処などを講演して戴きます。

★講演終了後、20:00~20:50 演者を囲んでの懇親会(+1,000円)もぜひご参加下さい。
2016/10/28 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 第2回 】 10月28日(金) 18:30~20:00
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◆18:30〜19:00 プレレクチャー
「海外赴任前の準備について」
株式会社 JCM
リーダー 堀口 和之 氏
内容:海外赴任前の準備はどのような事をやらなければならないのか具体的に説明して戴きます。

◆19:00〜20:00 本講演
「はしか(麻疹)~大人も子供と同様のリスク~」
船橋ベイサイド小児科院長
前 千葉大学病院感染症管理治療部部長
日本旅行医学会 理事 佐藤 武幸 氏
内容:今、猛威をふるっている麻疹(はしか)について、何故? 予防法は? 症状は? などを講演して
戴きます。また、子供にとってのリスクなども説明して戴きます。

★講演終了後、20:00~20:50 演者を囲んでの懇親会(+1,000円)もぜひご参加下さい。

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●申込方法
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下記ボタンより申込書(PDF)をダウンロードして必要事項を記入し、参加費振込領収証(または確認書)を貼付の上、FAX、メール添付、郵送等でお送りください。申込書受領後、受領確認メール、参加証をお送りします。

※お申込締切10/27(木)17:00 ※締切後のご参加希望者は事務局までご連絡下さい。

●第3回関西感染症・ワクチンセミナー

開催日時 2016年10月2日(日)
会場 大阪府高槻市 「大阪医科大学」臨床第一講堂(本部キャンパス内)
(アクセス)
  ・阪急京都線「高槻市」駅下車出口1よりすぐ
  ・JR東海道本線・JR京都線「高槻」駅下車徒歩約8分
プログラム
2016/10/02 ----------------------------------
■10:30~10:40
オリエンテーション
日本旅行医学会 理事

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■10:40~11:40 [4単位] 
「旅行者下痢症と食中毒の基礎知識
 ~口から入れるモノに起因する健康障害~」
中野 隆史(大阪医科大学 医学教育センター・微生物学教室 教授)
講演要旨:
 海外旅行者におけるもっとも多い健康障害は下痢・腹痛などの消化器症状であるといわれており,とくに海外渡航者の下痢症を「旅行者下痢症travelers’ diarrhea」と呼んでいます。旅行者下痢症の原因は多岐に渡り,国内での下痢症の原因と共通するものもありますが,海外旅行特有の原因もみられます。今回は,旅行者下痢症,あるいは「口から入れるモノに起因する健康障害」である食中毒について,総論的・各論的に皆様と考えていきたいと思います。

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■11:40~12:40 [4単位] 
「旅行内容に応じたトラベルワクチン・予防薬の選び方
 ~マラリア他の予防薬の処方~」
小川 拓(奈良県立医科大学 感染症センター 助教)
講演要旨:
 日本人の海外渡航者は増加傾向にあるが、東南アジアやアフリカへの渡航が増加し、目的も国際貢献や親族や友人の訪問が増え、宿泊施設も非常に安い宿泊施設まで多様化している。これらの情報を充分に聴取し、必要なワクチンやマラリア予防薬を受診者の渡航計画に応じてカスタムメイドするのが渡航前診察において最も重要なことである。各ワクチンやマラリア予防薬の特性について概説し、適切な対応の手助けとなれば幸いである。

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■13:05~14:05 [4単位] 
「シンガポールの最新医療事情 
 ~どのようなワクチンを使用しているか?現地の医療制度、病院施設他を説明~」
日暮 浩実(シンガポール日本人会クリニック)
1.<医療制度など>シンガポールの医療や年金制度について概観します。医療制度は自身の収入に見合ったサービスを受けるシステムをとっています。また、国民、永住権保持者、外国人で医療費が大きく異なるのも特徴です。年金制度は自助努力が期待、反映される強制貯金制度が基礎となっています。
2.<ワクチン>
①当地のワクチンは全て欧米などの製薬会社の製品で種類は豊富です。日本のワクチン会社は当地に海外展開していないため、入手には特別な手続きが必要です。
②小児の定期予防接種に関しては今では日本の方が充実しています。
3.<トピックス>その他、当地で話題となっているジカ熱、デング熱などのトピックについても触れたいと思います。

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■14:15~15:15 [4単位] 
「海外の感染症と大阪府における感染症について
~身近な感染症も海外から入って来る~」
加瀬 哲男(前大阪府立公衆衛生研究所感染症 部長 現大阪市立大学)
講演要旨:
 輸入感染症といえばジカ熱などの蚊媒介性感染症やコレラなどの水系感染症がよく話題に挙がります。東京を中心として発生した一昨年のデング熱は、輸入感染症が国内で感染環が成立したため大きな話題となりました。しかしながら、日本で普通に発生している身近な感染症も発端は輸入感染症かもしれません。麻疹は排除認定を受けており、index caseは海外からの入国者と考えられます。2013年に大流行した風疹も日本での流行は東南アジアの流行の影響を強く受けています。流行期以外のインフルエンザもよく海外からの帰国者から検出されます。エンテロウイルスも、輸入感染症としての可能性が全く否定できないと思われます。日本における身近な感染症も海外が発端になっているかもしれません。

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■15:25~16:25 [4単位]
「輸入感染症としての市中感染型MRSA感染症の臨床的特徴
~海外のたちの悪いMRSAについて~」
清水 恒広(京都市立病院感染症内科部長)
病院感染型MRSAに対し市中感染型MRSAは非βラクタム系抗菌薬に感受性を残している。
市中感染型MRSAの中でPVL(Panton-Valentine Leukocidin)産生株は日本ではまだ少ないものの、欧米等世界各国では主要株となっている。その臨床像は皮膚軟部組織感染症、壊死性肺臓炎などが有名で死に至る場合もある。当科では海外からの輸入例で、PVL産生株による皮膚軟部組織感染症や、さらに急速に敗血症性肺塞栓症に進展する症例を経験している。本講演ではこの感染症の臨床像と疫学的特徴について解説する。

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■16:25~16:30
閉会挨拶

※プログラム内容・時間・講演者は変更になる場合がございます。
※関西 感染症・ワクチンセミナー会場限定で安全カルテ他学会書籍を特別割引価格で販売を予定しております。

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●申込方法
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9/29をもちましてお申込みは締め切りました。
沢山のお申込ありがとうございました。

●第2回関西・登山医学セミナー(大阪)

開催日時 2016年7月10日(日) 10:30~15:05(予定) ※受付10:00~
会場 「大阪医科大学」 臨床第一講堂
大阪府高槻市大学町2番7号 TEL:072-683-1221(代表)
JR東海道本線・JR京都線「高槻」駅下車 南口より徒歩8分
阪急京都線「高槻市」駅下車 1番出口よりすぐ
プログラム
2016/07/10 ■10:30-10:40 オリエンテーション
日本旅行医学会 専務理事 篠塚 規

■10:40-11:25 講演(4単位)
「災害時に役に立つアウトドア用品」
株式会社モンベル

■11:25-12:10 講演 (4単位)
「災害時のロングフライト血栓症の予防のために」
京都きづ川病院 前田 利郎 先生

■12:35-13:20 <ランチョンセミナー> (4単位)
「(株)インセクトシールドジャパン
蚊に刺されない事~登山で、災害現場で、リオデジャネイロで~」
日本旅行医学会 専務理事 篠塚 規

■13:30-14:15 講演(4単位)
「新しい虫よけ イカリジン ~子供から大人まで使用制限なし~」
大日本除虫菊株式会社(金鳥)

■14:15-15:00 講演(4単位)
「熱中症と低体温症について」
京都橘大学 西本 泰久 先生

■15:00-15:05 閉会挨拶
日本旅行医学会 理事
 

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●申込方法
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参加費を振込後、ページ下のボタンより申込書(PDF)をダウンロードして必要事項を記入し振込領収証又は確認書を貼付のうえ、事務局へFAXか郵送でお送りください。

●第10回登山医学セミナー(東京)

開催日時 2016年7月9日(土) 10:20~16:00(予定) ※受付9:50~
会場 「東医健保会館」 2階 大ホール
東京都新宿区南元町4番地 TEL:03-3353-4311(代表)
JR中央総武各駅停車「信濃町」駅下車徒歩5分
プログラム
2016/07/09 ■10:20-10:30 オリエンテーション
日本旅行医学会 理事長 小川 富雄

■10:30-11:15 講演(4単位)
「災害に役立アウトドアグッズ」
株式会社アライテント

■11:15-12:00 講演(4単位)
「災害時のロングフライト血栓症の予防のために」
京都きづ川病院 前田 利郎 先生

■12:25-13:10 <ランチョンセミナー>(4単位)
「(株)インセクトシールドジャパン
蚊に刺されない事~登山で、災害現場で、リオデジャネイロで~」
日本旅行医学会 専務理事 篠塚 規

■13:20-14:05  講演(4単位)
「新しい虫よけ イカリジン ~子供から大人まで使用制限なし~」
大日本除虫菊株式会社(金鳥)

■14:05-14:50 (4単位)
「災害時に役に立つアウトドア用品」
株式会社モンベル

■15:00-15:45 (4単位)
「熱中症と低体温症について」
京都橘大学教授 西本 泰久 先生

■15:45-15:50 閉会挨拶
日本旅行医学会 専務理事 篠塚 規
 

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●申込方法
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選手と日本人観客の安全のために ~リオデジャネイロ オリンピックの医療対策~

開催日時 5月14日(土)13時30分
会場 東医健保会館
〒160-002 東京都新宿区南元町4番地
TEL:03-3353-4311
プログラム
2016/05/14 13:00:受付・入場
13:20:オリエンテーション (日本旅行医学会 専務理事 篠塚 規 先生)
13:40:選手と日本人観客の安全のために
~リオデジャネイロ オリンピックの医療対策~
講演者:DR.Nebojsa Nikolic IOC(国際オリンピック委員会)医療委員長
15:00:質疑応答。
15:15:学会に対しての質問、要望等
15:30:退場

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