●開催日時 | : | 2015年10月4日(日) 午前10時30分~午後4時30分 (受付10時~) |
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●場所 | : | 大阪府高槻市 「大阪医科大学」臨床第一講堂(本部キャンパス内) (アクセス) ・阪急京都線「高槻市」駅下車出口1よりすぐ ・JR東海道本線・JR京都線「高槻」駅下車徒歩約8分 |
●概要 | : | 昨年大阪で第1回目を開催した当セミナーですが、参加者の方々から大変ご好評をいただきましたので、本年度はより大きな会場にて引き続き第2回目として開催する運びとなりました。 また昨年と同様に3講演を日医認定産業医制度 生涯研修単位認定研修会として設定しております。 医師、産業医、看護師、産業看護職(保健師含む)その他医療関係の方々、添乗員等旅行・観光業界の方々、保健所、検疫所、海外進出企業や海外留学などのご担当者など、多くの方々のご参加をお待ちしております。 ★日本旅行医学会認定制度 認定試験の受験、認定資格更新のための単位が、終日参加で20単位取得可能 ★日本医師会認定産業医制度 生涯研修単位認定研修会 専門研修「健康管理」として3講演(3単位)を設定 (日本医師会より認定研修会として正式に承認されました) 主 催: 一般社団法人 日本旅行医学会 後 援: 一般社団法人 日本旅行業協会 |
●プログラム (2015/10/04) |
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■10:30~10:40 オリエンテーション 篠塚 規(日本旅行医学会 専務理事) ----------------------------------- ■10:40~11:40 [4単位] ※産業医認定研修[1単位] 「西日本における海外からの輸入感染症とその対応」 倭 正也(りんくう総合医療センター 総合内科・感染症内科部長 兼 感染症センター長) 【講演要旨】 海外との西の玄関口として大勢の人が行き交う関西国際空港。その対岸 にあり、全国3か所しかない厚生労働大臣指定の特定感染症指定医療機関 「りんくう総合医療センター」での輸入感染症の現状と対応について昨年 11月のエボラ出血熱疑似症例を含めて報告します。海外出張・赴任、訪日 外国人増加等の人的交流拡大に伴い、輸入感染症のリスクは年々高まって おり、最新の現状把握と適切な対処法を理解することは非常に重要です。 ----------------------------------- ■11:40~12:40 [4単位] ※産業医認定研修[1単位] 「海外渡航者のワクチン接種の現状と問題点」 渡邊 章範(上本町わたなべクリニック 院長) 【講演要旨】 海外旅行や海外赴任等で出国する邦人が実際どのようなワクチンを接種し ているのか? 上本町わたなべクリニックのトラベル外来での実績を踏まえ、 打つべきワクチンは何か? トラベルクリニックの現状や問題点、対処法等 について実地医学の知見から検証します。 ----------------------------------- ■13:05~14:05 [4単位] 【海外招待講演】ランチョンセミナー 「東南アジアへ行くためのプレトラベルワクチン」 Levina Stephanie Pakasi(Medical research consultant) 【講演要旨】 東南アジアは高温多湿なため熱帯地域に多い疾患が発生しやすい地域です。 マラリア、デング熱、腸チフス、結核、A型・B型肝炎、フィラリア症、 住血吸虫症などが多く、ワクチンによって予防できるもの、できないもの があります。旅行医学では、必要で(Required)、通常実施され(Routine)、 推奨される(Recommended)ワクチンを接種するという3Rの原則があります。 WHOは接種が必要なワクチンとして、黄熱病、4価髄膜炎菌、ポリオをあげて います。また多くの欧米諸国では、A型・B型肝炎、腸チフス、日本脳炎、 狂犬病の予防接種を推奨しています。本講演では海外で旅行医学の分野に 長年携わってきた知見を活かし、国際的な観点からお話ししたいと思います。 ----------------------------------- ■14:15~15:15 [4単位] ※産業医認定研修[1単位] 「ワクチンの仕組みと輸入ワクチンの基礎知識」 中野 隆史(大阪医科大学 医学教育センター・微生物学教室 教授) 【講演要旨】 ワクチンは疾病予防に使用されるため健常者に接種されることがほとんど です。そのため「副反応」は極力少ないことが望まれますが、一方で十分 な「免疫反応」を期待してしまいます。本講演では今一度ワクチンの原理 原則に立ち返り、ワクチンの種類、成分、安全性と有効性、免疫反応など の仕組みを知り、効果的なワクチンの使用について考えたいと思います。 また昨今話題となっている輸入ワクチンの知見についてもご紹介します。 ----------------------------------- ■15:25~16:25 [4単位] 「病原体を媒介する節足動物の生態と予防法」 弓指 孝博(大阪府立公衆衛生研究所 感染症部ウイルス課 課長) 【講演要旨】 いわゆる昆虫やダニの仲間には非常に多くの種類が含まれますが、中には 私たちを吸血して暮らすものがいます。蚊やマダニなどが代表例ですが、 吸血時に様々な感染症を媒介してしまうことがあります。本講演では蚊や マダニの種類や生態、病原体を媒介する仕組み、予防法、媒介する感染症 などについてご紹介したいと思います。 ----------------------------------- ■16:25~16:30 閉会挨拶 ※プログラム内容・時間・講演者は変更になる場合がございます。 ※関西 感染症・ワクチンセミナー会場限定で安全カルテ他学会書籍を特別割引価格で販売を予定しております。 ―――――――――――――――――――― ●申込方法 ―――――――――――――――――――― 下記ボタンより申込書(PDF)をダウンロードして必要事項を記入し、参加費振込領収証(または確認書)を貼付の上、FAX、メール添付、郵送等でお送りください。申込書受領後、受領確認メール、参加証をお送りします。 |
●参加費 | : | 日本旅行医学会会員3,000円 / 一般(非会員)5,000円 / 学生 2,000円 |