●開催日時 | : | 2017年10月1日(日) |
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●場所 | : | 大阪府高槻市 「大阪医科大学」臨床第一講堂(本部キャンパス内) (アクセス) ・阪急京都線「高槻市」駅下車出口1よりすぐ ・JR東海道本線・JR京都線「高槻」駅下車徒歩約8分 |
●概要 | : | タイトル:第4回関西感染症・ワクチンセミナー 日 時:2017年10月1日(日) 会 場:大阪 高槻 大阪医科大学 主 催:一般社団法人 日本旅行医学会 後 援:一般社団法人 日本旅行業協会 過去3年間の「関西感染症・ワクチンセミナー」は参加者の方々からご好評の声を多数頂いており、本年度も当セミナーを開催する運びとなりました。 今回の開催においても、日医認定産業医制度 生涯研修単位認定研修会として3単位の申請中です。 医師、産業医、看護師、産業看護職(保健師含む)その他医療・福祉関係の方々、添乗員等 旅行・観光業界の方々、保健所、検疫所、海外進出企業や海外留学等のご担当者など、多くの方々のご参加をお待ちしております。 ★日本旅行医学会認定制度 認定試験の受験、認定資格更新のための単位が、終日参加で20単位取得可能 ★日本医師会認定産業医制度 生涯研修単位認定研修会として3講演(3単位)を申請中 |
●プログラム (2017/10/01) |
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■10:30~10:40 オリエンテーション 日本旅行医学会 理事 ----------------------------------- ■10:40~11:40 [4単位] 「ワクチンで予防できない疾患をプレトラベルでどう食い止めるか ~蚊媒介感染症を中心に~」 小川 拓(奈良県立医科大学感染症センター助教) 講演要旨: ----------------------------------- ■11:40~12:45 [4単位] 「麻疹:旅行医学の面 から考える ~過去・現在・未来~」 佐藤 武幸(船橋ベイサイド小児科院長 前千葉大学病院 感染症管理治療部部長) 講演要旨: 昨年8月、バリ島で麻疹に感染し帰国した兵庫県在住の男性が、関西空港を利用した際、空港職員や医師に感染が広がり、この男性が千葉県の幕張メッセで開催されたコンサートに参加して、千葉県でも感染が広がったことは記憶に新しい。 WHOの推計によれば、現在でも東南アジア、中近東、アフリカで多く発生しており、海外からの感染が多い。今後2020年東京オリンピックを控え、より多くの海外からの訪問客が増えるので注意が必要である。 予防策として唯一の方法は幼児期のワクチン予防接種であるが、接種を行っていても充分な抗体価を得られない場合や、長時間を経過すると抗体価が低下し、麻疹を発症することがある。 日本では、1997年4月1日以前に生まれた世代は任意接種であったため、1度も接種してない可能性があり、同年4月2日以降生まれた世代は1回接種法であり、免疫がついてない可能性が高く、感染の危険が高い世代である。若い労働者の世代も含まれる。 本公演では、麻疹の過去、現在を認識して戴き、今後の指導にどう活かしていくか説明する。 産業医にとって今後の指導、予防の知識を事前に周知させることが重要であり、感染力が強い(空気感染)麻疹の怖さを理解して戴きたい。 ----------------------------------- ■13:00~14:00 [4単位] 「ジカ熱とタイ最新医療事情 ~日本人に必要なワクチン旅行者から長期滞在者まで~」 Dr. PORTHEP CHATHAVANICH(マヒドン大学 熱帯医学部 准教授) 講演要旨: 近年、タイは観光・ビジネスいずれにおいても多くの日本人旅行者が訪れる国となりました。しかし、その多くは発病を引き起こす可能性のある伝染病への曝露というリスクに曝されています。タイにおいて、旅行医学、及び感染症に関して屈指の知識を持つDr. Pornthep Chanthavanichより、現地での実例を用いた最新事情を基に、日本人旅行者や居住者に必要な知識をご提示いただきます。 ----------------------------------- ■14:10~15:15 [4単位] 「旅行と食と感染症 ~日本国内、海外での 胃腸炎を中心に~」 田島 靖久(浜松医療センター感染症内科医長) 講演要旨: 企業のグローバル化は著しく、社員の海外出張や海外勤務もありふれた時代に突入しています。そのため、産業医としての健康管理の知識として海外赴任に伴う健康問題が必要となってきています。海外で生活するにあたって切っても切れないこと、それが食です。そして食は、海外赴任に伴う健康問題としての下痢症にも関連しています。 食において、ゼロリスクはありえません。リスクに向かうにあたって大切なことは、リスクを適正に見積もり、リスク発症時の適切な対策を持ち、リスクを早期発見し、発症時には迅速に対応することです。そのために必要な知識として、国内と国外での食と感染症とは何か?どれぐらいのリスクがあるにか?気を付けるべき人は?どのような症状?発症した場合の治療対応と感染対策、そして予防方法は?以上の質問に答える内容で知識のまとめを行わせて頂きます。 ----------------------------------- ■15:25~16:30 [4単位] 「産業医学から見た 感染症~身近な感染症を いかに予防するか~」 臼田 覚(大阪医科大学衛生学准教授) 講演要旨: 産業医活動で経験する感染症は多岐にわたるが、今回のセミナーでは、肝炎、インフルエンザ、結核、海外出張や海外派遣に伴う輸入感染症などを紹介する。 産業医は、これら感染症の職場における健康管理に関連する法規やガイドライン、発生予防や発生時の対策、労働災害との関係についての知識を有することが求められるため、事例、判例などを含めて概説する。 ----------------------------------- ■16:30~16:35 閉会挨拶 ※プログラム内容・時間・講演者は変更になる場合がございます。 ※関西 感染症・ワクチンセミナー会場限定で安全カルテ他学会書籍を特別割引価格で販売を予定しております。 ―――――――――――――――――――― ●申込方法 ―――――――――――――――――――― 下記より申込書をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、事務局までメール・FAXにてお送りください。 |
●参加費 | : | 日本旅行医学会会員3,000円 / 一般(非会員)5,000円 / 学生 2,000円 |