日本旅行医学会

【振替開催】12月2日(日)●第5回 関西感染症・ワクチンセミナー

●開催日時 2018年12月2日(日)
●場所 梅田スカイビル スペース36L
〒531-6136 大阪府大阪市北区大淀中1-1 梅田スカイビルタワーウエスト36階
(アクセス)
・JR「大阪」駅下車徒歩7分
・地下鉄御堂筋線・阪急「梅田」駅下車徒歩9分
・阪神「梅田」駅下車徒歩13分
●概要 タイトル:【振替開催】第5回関西感染症・ワクチンセミナー
日  時:2018年12月2日(日) 
会  場:梅田スカイビル スペース36L(大阪市)
主  催:一般社団法人 日本旅行医学会

過去4年間の「関西感染症・ワクチンセミナー」は参加者の方々からご好評の声を多数頂いており、本年度も当セミナーを開催する運びとなりました。
医師、産業医、看護師、産業看護職(保健師含む)その他医療・福祉関係の方々、添乗員等旅行・観光業界の方々、保健所、検疫所、海外進出企業や海外留学等のご担当者など、多くの方々のご参加をお待ちしております。

★日本旅行医学会認定制度
 認定試験の受験、認定資格更新のための単位が、終日参加で20単位取得可能

【開催情報】
9/30(日)に開催予定でしたセミナーの振替講演となります。
会場・プログラムの日程が変更となっておりますのでご注意ください。

★11/15(木)正午にお申し込みは締切りました。今後のお申込みにつきましては事務局までお問い合わせください。
●プログラム
(2018/12/02)
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■11:00~11:10
オリエンテーション
日本旅行医学会 専務理事 篠塚 規

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■11:10~12:05 [4単位] 
「性感染症の最新事情について~日本でも急増している梅毒を中心に~」
三田市民病院 事業管理者 兼 院長 荒川 創一
講演要旨:日本での性感染症の最近の動向を、感染症法による調査と、厚生労働科学研究センチネルサーベイランスの両方のデータから解説する。最も問題となっているのは梅毒の急増である。インバウンド・アウトバウンド増加と無関係ではないと思われる。梅毒は別名「偽装の達人(the great imitator)」と呼ばれ、その診断は必ずしも容易ではない。梅毒の正しい診断・治療について最新のガイドラインや、病変写真の供覧も含めお示ししたい。

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■12:05~13:00 [4単位] 
「ワクチン外来における最新医療データベース『travax』の実践的使用法」
千駄ヶ谷インターナショナルクリニック 院長 篠塚 規
講演要旨:トラベルワクチン接種は、S.パーカー先生の提唱する如く“その人、その時、その場所”の原則をもとに、ひとりひとりに合わせてする。
トラベルワクチンの一般的な知識や基本事項は、CDCのイエローブックやWHOのグリーンブックのWeb版が信頼のおける一番の情報源である。
そして、トラベルワクチンの基礎知識がほとんどない患者さんに、上記の原則に則り各別情報を、過不足なく、また実用的に伝えるのに有用な“トラベルワクチン最新情報データ”が、米国Shoreland社のTravax(R)である。
マラリアの詳細マップなどをスタートに、32年の歴史のある医療現場で、使い勝手のいいデータベースで240カ国をカバーしている。
有料(年約10万円)であるが、対費用効果は、非常に高く、質の高いワクチン外来をやる上で活用したいツールのひとつである。

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■13:15~14:10 [4単位] 
ランチョンセミナー【協賛 株式会社つばめLabo】
「短期・長期海外留学生のためのワクチン基本講座」
千駄ヶ谷インターナショナルクリニック 院長 篠塚 規
講演要旨:留学生に対する予防接種は、ワクチン外来臨床現場では、米国が入学時においてワクチン接種のゲートキーパーとしているため、留学先の指定による、いわば義務的な接種が多い。しかし、留学生の安全のためという原則論からは、やはりS.パーカー先生の“その人、その時、その場所”というワクチン接種の原則が重要である。“その人”では、“母子手帳”のcheckが必要であり、“その時”とは、“留学生の今後10年”を見据えた視点が大切であり、当然、どこの国に留学するかは、絶対に必要な事項である。
ワクチン外来の現場では以下の4点が問題として存在する。
①米国留学でのツベルクリン反応の必要性
②米国留学での“髄膜炎”ワクチンのリスク教育
③18歳以下のポリオワクチンの追加接種の問題点
特に③に関しては、学会を通して米国サイドへの改善の働きかけが必要と思われる。

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■14:20~15:15 [4単位] 
「インフルエンザ~重症事例からの教訓~」
京都第二赤十字病院 小児科 医長 小林 奈歩
講演要旨:インフルエンザは秋~春にかけて流行するウイルスによる急性呼吸器感染症で、飛沫感染により通常1-3日の潜伏期間で発症する。発熱、咳嗽、鼻汁に全身症状(筋肉痛や関節痛、全身倦怠感)を伴い、重症化すると肺炎や多臓器不全を伴う例もあるため、ワクチン接種や早期の治療開始が重要となる。しかし急激な重症化は時として避けられず、当院では小児患者でA型による劇症型心筋炎、B型による鋳型肺炎を経験したので報告する。

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■15:25~16:20 [4単位]
「帯状疱疹への新戦略~ワクチンという選択~」
奈良県立医科大学 医学部 皮膚科学 教授 浅田 秀夫
講演要旨:帯状疱疹は体内に潜んでいる水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる。その治療成績は抗ヘルペスウイルス薬の登場により飛躍的に向上した。しかし現在でも神経痛をはじめとする後遺症や合併症に苦しむ患者は少なくない。2016年に帯状疱疹の予防に水痘ワクチンが使用できるようになった。ここではワクチンの基礎となる帯状疱疹と免疫との関係について解説するとともに、ワクチンの使用上の注意点についても述べる。

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■16:20~16:25
閉会挨拶
日本旅行医学会 理事 西本 泰久

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※敬称略
※プログラム内容・時間・講演者は予定であり、変更になる場合がございます。

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●申込方法
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下記より【振替開催用】申込書をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、事務局までメール・FAXにてお送りください。
◆お振込先口座名義のカタカナ表記は
「シヤ)ニホンリヨコウイガクカイ」です。
※参加費入金確認のため、必ずお振込みが確認できる書類(ATMレシート、払込票、インターネットバンキングの完了画面等)を申込書指定欄に貼付するか、2ページ目としてご送付ください。
※参加費は、自然災害等やむを得ない場合を除き、不参加やキャンセルの場合でも返金致しかねます。予めご了承ください。

★11/15(木)正午にお申し込みは締切りました。今後のお申込みにつきましては事務局までお問い合わせください。

【開催情報】
9/30(日)に開催予定でしたセミナーの振替講演となります。
★すでに9/30(日)の回へお申込み済みの方は、重複して参加費をお振込みになりませんようご注意ください。
別途メールをお送りいたしますので、①振替講演への参加、②参加申し込みキャンセル(返金) ③当日配付資料のみ希望(一部返金)のいずれかからお選び頂きご連絡ください。
●参加費 日本旅行医学会会員3,000円 / 一般(非会員)5,000円 / 学生 2,000円
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