日本旅行医学会

●第12回 登山医学セミナー(東京)

●開催日時 2018年7月7日(土) 10:20~15:35(予定)
●場所 「KFC Hall&Rooms」(両国)Hall Annex
〒130-0015 東京都墨田区横網(よこあみ)一丁目6番1号
TEL:03-5610-5801(代表)
都営地下鉄大江戸線「両国駅」A1出入口より 徒歩0分
JR中央・総武線「両国駅」西口・東口より 徒歩約7分
●概要 ★お申し込み締切・・・7/5(木)正午まで。残席わずかです。
7/4以降お申込みの方へ、参加証の発送(郵送)は致しかねますので、
当日はFAXされた参加申込書の原本(参加費払込票添付)を受付にてご提示下さい。
※タイトル・講演内容・演者は予告なく変更となる場合がございます。
●プログラム
(2018/07/07)
■10:20-10:30 オリエンテーション
日本旅行医学会 理事長 小川 富雄

■10:30-11:15 講演(4単位)
「草津白根山噴火災害対応」
前橋赤十字病院 高度救命救急センター 集中治療科・救急科
副部長 藤塚 健次
要旨: 2018年1月23日、本白根山が噴火し、12名の負傷者が発生した。県内の医療救護班は18隊出動し、現場直近病院に医療本部を構え救護所的運用にて対応した。患者は噴石による体幹・四肢の重傷外傷処置が必要な状態であった。
 今回の災害では、迅速な病院受け入れ体制構築、救命処置を継続したドクターヘリによる搬送、消防・警察といった多職種との連携など、多くの有用な点があった。しかし、重傷外傷対応や情報共有ツールの使い分け、安全確認などにおいては改善点が認められた。
 平時救急医療での対応技術や方法を向上させつつ、噴火災害にという特殊な災害に対しても備えていく必要がある。

■11:15~11:50 講演(4単位)
「3つの高山病処方薬 - 旅行外来での処方の工夫 - 」
千駄ヶ谷インターナショナルクリニック
院長 篠塚 規
要旨:旅行医学での高山病予防薬は、①南米ツアー(マチュピチュやウユニ塩湖など)へのダイアモックス処方、②キリマンジャロ登山での高所肺浮腫予防のシアリスと高所脳浮腫予防のレナデックスの3種類がある。
CDCのガイドラインに従って、当院では“Travel for a Life-Time”(一生に一度の旅)を失敗に終わらせないよう説明資料に工夫を凝らしている。直近1年間では、ダイアモックス230例、キリマンジャロ登山16例で、ほぼ例外なく成功している。
しかし、日本人の南米ツアーでは、約80%がダイアモックスを用意せず、その40%強が旅行を台無しにしており、商業登山でのキリマンジャロ登頂率は10~20%という伝聞情報がある。
また、当院では、昨年4月よりTravax®を用いて、適切で詳しい予防接種情報も提供している。“Travel for a Life-Time”(一生に一度の旅)を成功させる手助けも、旅行医学の大切な役割です。

■12:05-13:05 <ランチョンセミナー>(4単位)
「ヘリコプター山岳救助と最新エア・アンビュランス」
前REGA(レガ)スイス エアーアンビュランス
小型ジェット機医療搬送チーム主席医師  Dr. Olivier Seiler
要旨:①ヘリコプター山岳救助
スイスアルプスには、世界中からハイキング、スキー、登山をするために旅行者が訪れます。
2017年は合計2712件の山岳事故がありました。大半がハイキングや標高の高いトレッキングでの転落事故です。
その全搬送のおよそ40%がヘリコプターによる救出でした。
②最新エア・アンビュランス
#業務間のチームワークの重要性
スイスで山岳救助がどのように組織されているかについての説明と、それにかかわる人々の役割について
#レガで使用している最新医療機器
低体温が進行するのを防ぎ、早期にゆっくりと加温を開始するために、金属で被覆された気泡ホイル、電気加温毛布、
加温輸液、暖気吸入システムなどについて
#アプリ(IRega App)の開発
7年前に開発され、極めて効果があることが証明されています。
このソフトウエアは、GPSの位置情報とバッテリーの状態を含むデータを、アラームセンターへ送信するとともに音声による
通信を立ち上げることで、患者の正確な居場所を探し出すのに役立ちます。
この新しい技術で、2000件以上の任務を迅速に実施することができました。
#現在進行中の3つのプロジェクト:
・低レベルネットワーク/ IFR
・全てのEC145をH145に入れ替える
・Agusta 169 FIPS (氷に対する完全保護システム)
#新型救急ジェット機、Challenger 650
2018年中に現在ある3機のChallenger 604に取って代わる予定です。

■13:20-14:20  講演(4単位)
「火山噴火とそれにより引き起こされる災害 - 御嶽山,日光白根山などの噴火災害事例からの教訓 -」
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
地質調査総合センター 活断層・火山研究部門
副研究部門長 伊藤 順一
要旨: 明治時代以降,日本国内での火山噴火による犠牲者数は1200名を超える.火山噴火は,溶岩流出などの比較穏やかな活動のほか、広範囲に降灰がもたらされる爆発的な活動など、噴火の様式や規模、またそれらにより引き起こされる災害は多様である。
今回の講演では、災害をもたらす噴火現象の特徴を紹介すると共に,2014年の御嶽山や昨年の草津白根山、1991年の雲仙普賢岳など,国内で発生した噴火災害の事例を元に、噴火対応の検討において配慮が必用な火山学上の知見を紹介する。


■14:20-15:30 (4単位)
☆産業医認定講座(生涯研修専門1単位)
「アウトドア活動における脱水」
京都橘大学
教授 西本 泰久
要旨: アウトドア活動における脱水の原因は、発汗、下痢、嘔吐飲水不足などが挙げられる。
発汗による脱水で一番重要な疾患は、熱中症であり、嘔吐・下痢で重要な疾患は感染性胃腸炎である。
熱中症は、予防が重要で有り、たとえ熱中症になったとしても重症化するまえに治療することが大切である。
感染性胃腸炎は、ウイルス性、細菌性の何れも、食事の注意と手洗いで予防することが最も重要である。感染性胃腸炎に罹患した場合も、脱水に対する治療が重要である。

■15:30-15:35 閉会挨拶
日本旅行医学会
理事 西本 泰久

※タイトル・講演内容・演者は予告なく変更となる場合がございます。
※こちらのプログラムは、随時更新いたします。
 
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●申込方法
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参加費を振込後、ページ下のボタンより申込書(PDF)をダウンロードして必要事項を記入し振込領収証又は確認書を貼付のうえ、事務局へFAXか郵送でお送りください。

※産業医認定講座があります。
ご希望の医師の方は、必ず「希望する」にチェックのうえ、所属医師会名・所属勤務先名・認定産業医番号(7桁)をご記入ください。

★お申し込み締切・・・7/5(木)正午まで。残席わずかです。
7/4以降お申込みの方へ、参加証の発送(郵送)は致しかねますので、
当日はFAXされた参加申込書の原本(参加費払込票添付)を受付にてご提示下さい。
●参加費 日本旅行医学会会員5,000円 / 一般(非会員)6,500円
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