●開催日時 | : | 2018年7月8日(日) 10:30~15:30(予定) |
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●場所 | : | 「大阪国際交流センター」中会議室 銀杏(いちょう) 〒543-0001 大阪府大阪市天王寺区上本町8丁目2−6 TEL:06-6773-8182(代表) 大阪メトロ千日前線 谷町九丁目駅下車(10番出口)より 徒歩9分 大阪メトロ谷町線 四天王寺前夕陽ケ丘駅(1番出口)より 徒歩9分 近鉄線 大阪上本町駅(14番出口)より 徒歩7分 |
●概要 | : | ★お申し込み締切・・・7/5(木)正午まで。 7/4以降お申込みの方へ、参加証の発送(郵送)は致しかねますので、 当日はFAXされた参加申込書の原本(参加費払込票添付)を受付にてご提示下さい。 ※タイトル・講演内容・演者は予告なく変更となる場合がございます。 |
●プログラム (2018/07/08) |
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日本旅行医学会 専務理事 篠塚 規 ■10:40-11:25 講演(4単位) 「火山ガスの危険と身の守り方、火山ガスから分かること」 東海大学 理学部 化学科 教授 大場 武 要旨:日本における100余りの活火山の7割で火山ガスが噴出しています.火山ガスの主成分は水蒸気ですが,それ以外の成分として二酸化炭素,硫化水素,二酸化硫黄などが含まれています.これらの成分はある濃度を越えると人体に致命的な影響を及ぼします.火山の恵みを享受するために火山ガスを正しく知ることが重要です.また火山ガスは地下のマグマの情報を我々にもたらし,火山噴火予知を実現するために重要な研究対象でもあります. ■11:25~12:00 講演(4単位) 「3つの高山病処方薬―旅行外来での処方の工夫 - 」 千駄ヶ谷インターナショナルクリニック 院長 篠塚 規 要旨:旅行医学での高山病予防薬は、①南米ツアー(マチュピチュやウユニ塩湖など)へのダイアモックス処方、②キリマンジャロ登山での高所肺浮腫予防のシアリスと高所脳浮腫予防のレナデックスの3種類がある。 CDCのガイドラインに従って、当院では“Travel for a Life-Time”(一生に一度の旅)を失敗に終わらせないよう説明資料に工夫を凝らしている。直近1年間では、ダイアモックス230例、キリマンジャロ登山16例で、ほぼ例外なく成功している。 しかし、日本人の南米ツアーでは、約80%がダイアモックスを用意せず、その40%強が旅行を台無しにしており、商業登山でのキリマンジャロ登頂率は10~20%という伝聞情報がある。 また、当院では、昨年4月よりTravax®を用いて、適切で詳しい予防接種情報も提供している。“Travel for a Life-Time”(一生に一度の旅)を成功させる手助けも、旅行医学の大切な役割です。 ■12:15-13:15 <ランチョンセミナー>(4単位) 「ヘリコプター山岳救助と最新エア・アンビュランス」 前REGA(レガ)スイス エアーアンビュランス 小型ジェット機医療搬送チーム 主席医師 Dr. Olivier Seiler 要旨:①ヘリコプター山岳救助 スイスアルプスには、世界中からハイキング、スキー、登山をするために旅行者が訪れます。 2017年は合計2712件の山岳事故がありました。大半がハイキングや標高の高いトレッキングでの転落事故です。 その全搬送のおよそ40%がヘリコプターによる救出でした。 ②最新エア・アンビュランス #業務間のチームワークの重要性 スイスで山岳救助がどのように組織されているかについての説明と、それにかかわる人々の役割について #レガで使用している最新医療機器 低体温が進行するのを防ぎ、早期にゆっくりと加温を開始するために、金属で被覆された気泡ホイル、電気加温毛布、 加温輸液、暖気吸入システムなどについて #アプリ(IRega App)の開発 7年前に開発され、極めて効果があることが証明されています。 このソフトウエアは、GPSの位置情報とバッテリーの状態を含むデータを、アラームセンターへ送信するとともに音声による 通信を立ち上げることで、患者の正確な居場所を探し出すのに役立ちます。 この新しい技術で、2000件以上の任務を迅速に実施することができました。 #現在進行中の3つのプロジェクト: ・低レベルネットワーク/ IFR ・全てのEC145をH145に入れ替える ・Agusta 169 FIPS (氷に対する完全保護システム) #新型救急ジェット機、Challenger 650 2018年中に現在ある3機のChallenger 604に取って代わる予定です。 ■13:30-14:15 講演(4単位) 「北アルプス新奥の診療所から」 兵庫県立加古川医療センター 救急科 伊藤 岳 要旨:三俣山荘診療所は、黒部源流にほど近い、鷲羽岳と三俣蓮華岳の鞍部に在する。 晴れた日には高山植物が咲き乱れ、雪渓の風に夏の暑さを忘れる別天地であるが、かつてはひとたび天候が悪化すると、容易に疲労凍死者が発生する危険な箇所でもあった。 初代小屋主である故伊藤正一氏の働きかけによって山荘に診療所が併設され、今も開設期間には様々な登山者が受診する。 山小屋診療所の診療実態に触れつつ、現場で診る病態やその対処について概説する。 ■14:15-15:25 (4単位) 「アウトドア活動における脱水」 京都橘大学 教授 西本 泰久 要旨:アウトドア活動における脱水の原因は、発汗、下痢、嘔吐飲水不足などが挙げられる。 発汗による脱水で一番重要な疾患は、熱中症であり、嘔吐・下痢で重要な疾患は感染性胃腸炎である。 熱中症は、予防が重要で有り、たとえ熱中症になったとしても重症化するまえに治療することが大切である。 感染性胃腸炎は、ウイルス性、細菌性の何れも、食事の注意と手洗いで予防することが最も重要である。感染性胃腸炎に罹患した場合も、脱水に対する治療が重要である。 ■15:25-15:30 閉会挨拶 日本旅行医学会 理事 西本 泰久 ※タイトル・講演内容・演者は予告なく変更となる場合がございます。 ※こちらのプログラムは随時更新いたします。 ―――――――――――――――――――― ●申込方法 ―――――――――――――――――――― 参加費を振込後、ページ下のボタンより申込書(PDF)をダウンロードして必要事項を記入し振込領収証又は確認書を貼付のうえ、事務局へFAXか郵送でお送りください。 ★お申し込み締切・・・7/5(木)正午まで。 7/4以降お申込みの方へ、参加証の発送(郵送)は致しかねますので、 当日はFAXされた参加申込書の原本(参加費払込票添付)を受付にてご提示下さい。 |
●参加費 | : | 日本旅行医学会会員5,000円 / 一般(非会員)6,500円 |