日本旅行医学会

●第3回関西感染症・ワクチンセミナー

●開催日時 2016年10月2日(日)
●場所 大阪府高槻市 「大阪医科大学」臨床第一講堂(本部キャンパス内)
(アクセス)
  ・阪急京都線「高槻市」駅下車出口1よりすぐ
  ・JR東海道本線・JR京都線「高槻」駅下車徒歩約8分
●概要 タイトル:第3回関西感染症・ワクチンセミナー
日  時:2016年10月2日(日)
会  場:大阪 高槻 大阪医科大学
主  催:一般社団法人 日本旅行医学会
後  援:一般社団法人 日本旅行業協会

過去2年間の「関西感染症・ワクチンセミナー」は参加者の方々からご好評の声を多数頂いており、本年度も当セミナーを開催する運びとなりました。
今回の開催においても、日医認定産業医制度 生涯研修単位認定研修会として2単位の申請をしております。

医師、産業医、看護師、産業看護職(保健師含む)その他医療・福祉関係の方々、添乗員等
旅行・観光業界の方々、保健所、検疫所、海外進出企業や海外留学等のご担当者など、多くの方々のご参加をお待ちしております。

★日本旅行医学会認定制度
 認定試験の受験、認定資格更新のための単位が、終日参加で20単位取得可能
★日本医師会認定産業医制度
 生涯研修単位認定研修会として2講演(2単位)を申請中
●プログラム
(2016/10/02)
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■10:30~10:40
オリエンテーション
日本旅行医学会 理事

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■10:40~11:40 [4単位] 
「旅行者下痢症と食中毒の基礎知識
 ~口から入れるモノに起因する健康障害~」
中野 隆史(大阪医科大学 医学教育センター・微生物学教室 教授)
講演要旨:
 海外旅行者におけるもっとも多い健康障害は下痢・腹痛などの消化器症状であるといわれており,とくに海外渡航者の下痢症を「旅行者下痢症travelers’ diarrhea」と呼んでいます。旅行者下痢症の原因は多岐に渡り,国内での下痢症の原因と共通するものもありますが,海外旅行特有の原因もみられます。今回は,旅行者下痢症,あるいは「口から入れるモノに起因する健康障害」である食中毒について,総論的・各論的に皆様と考えていきたいと思います。

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■11:40~12:40 [4単位] 
「旅行内容に応じたトラベルワクチン・予防薬の選び方
 ~マラリア他の予防薬の処方~」
小川 拓(奈良県立医科大学 感染症センター 助教)
講演要旨:
 日本人の海外渡航者は増加傾向にあるが、東南アジアやアフリカへの渡航が増加し、目的も国際貢献や親族や友人の訪問が増え、宿泊施設も非常に安い宿泊施設まで多様化している。これらの情報を充分に聴取し、必要なワクチンやマラリア予防薬を受診者の渡航計画に応じてカスタムメイドするのが渡航前診察において最も重要なことである。各ワクチンやマラリア予防薬の特性について概説し、適切な対応の手助けとなれば幸いである。

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■13:05~14:05 [4単位] 
「シンガポールの最新医療事情 
 ~どのようなワクチンを使用しているか?現地の医療制度、病院施設他を説明~」
日暮 浩実(シンガポール日本人会クリニック)
1.<医療制度など>シンガポールの医療や年金制度について概観します。医療制度は自身の収入に見合ったサービスを受けるシステムをとっています。また、国民、永住権保持者、外国人で医療費が大きく異なるのも特徴です。年金制度は自助努力が期待、反映される強制貯金制度が基礎となっています。
2.<ワクチン>
①当地のワクチンは全て欧米などの製薬会社の製品で種類は豊富です。日本のワクチン会社は当地に海外展開していないため、入手には特別な手続きが必要です。
②小児の定期予防接種に関しては今では日本の方が充実しています。
3.<トピックス>その他、当地で話題となっているジカ熱、デング熱などのトピックについても触れたいと思います。

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■14:15~15:15 [4単位] 
「海外の感染症と大阪府における感染症について
~身近な感染症も海外から入って来る~」
加瀬 哲男(前大阪府立公衆衛生研究所感染症 部長 現大阪市立大学)
講演要旨:
 輸入感染症といえばジカ熱などの蚊媒介性感染症やコレラなどの水系感染症がよく話題に挙がります。東京を中心として発生した一昨年のデング熱は、輸入感染症が国内で感染環が成立したため大きな話題となりました。しかしながら、日本で普通に発生している身近な感染症も発端は輸入感染症かもしれません。麻疹は排除認定を受けており、index caseは海外からの入国者と考えられます。2013年に大流行した風疹も日本での流行は東南アジアの流行の影響を強く受けています。流行期以外のインフルエンザもよく海外からの帰国者から検出されます。エンテロウイルスも、輸入感染症としての可能性が全く否定できないと思われます。日本における身近な感染症も海外が発端になっているかもしれません。

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■15:25~16:25 [4単位]
「輸入感染症としての市中感染型MRSA感染症の臨床的特徴
~海外のたちの悪いMRSAについて~」
清水 恒広(京都市立病院感染症内科部長)
病院感染型MRSAに対し市中感染型MRSAは非βラクタム系抗菌薬に感受性を残している。
市中感染型MRSAの中でPVL(Panton-Valentine Leukocidin)産生株は日本ではまだ少ないものの、欧米等世界各国では主要株となっている。その臨床像は皮膚軟部組織感染症、壊死性肺臓炎などが有名で死に至る場合もある。当科では海外からの輸入例で、PVL産生株による皮膚軟部組織感染症や、さらに急速に敗血症性肺塞栓症に進展する症例を経験している。本講演ではこの感染症の臨床像と疫学的特徴について解説する。

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■16:25~16:30
閉会挨拶

※プログラム内容・時間・講演者は変更になる場合がございます。
※関西 感染症・ワクチンセミナー会場限定で安全カルテ他学会書籍を特別割引価格で販売を予定しております。

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●申込方法
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9/29をもちましてお申込みは締め切りました。
沢山のお申込ありがとうございました。
●参加費 日本旅行医学会会員3,000円 / 一般(非会員)5,000円 / 学生 2,000円
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